【インディアナ州インディアナポリス7日(日本時間8日)発】WWE・スマックダウンで次期世界王座挑戦者決定戦が行われ、“毒蛇”ランディ・オートン(36)がAJスタイルズ(39)を撃破。二転三転の末、祭典「レッスルマニア33」(4月2日、フロリダ州オーランド)で、WWE世界王者の“教祖”ブレイ・ワイアット(29)に挑戦することを決めた。

 祭典での世界戦がようやく決まった。オートンは、2・12「エリミネーション・チェンバー」のEC戦を制して挑戦権を獲得。しかし教祖に忠誠を誓い、挑戦権を放棄していた。

 これを受けて先週には改めて挑戦者決定戦が行われ、AJがルーク・ハーパー(37)を下した。ところがその直後にオートンはワイアット一家のアジトに火を放ち、教祖に造反…。

 混乱を収拾するため、再度この日の決定戦が組まれた。

 試合はAJが主導権を握るも、火の鳥弾をエスケープしたオートンがカウンターのRKO一撃で勝利。ワイアットとの決着戦を決めた。

 一方のAJは、自分の挑戦権を却下したシェーン・マクマホン・コミッショナー(47)に激怒しており、こちらの動きも目が離せなくなった。