【ルイジアナ州ニューオーリンズ9日(日本時間10日)発】WWE・ロウ大会が開催され“怪人”ジ・アンダーテイカーがPPV大会「ロイヤルランブル」(29日、テキサス州サンアントニオ)への出撃を表明した。

 大会前にはミック・フォーリーGM(51)がアンダーテイカーの来場を予告。ところがGMの評価を査定中のステファニー・マクマホン・コミッショナー(40)は「スマックダウンに視聴率で負けて、アンダーテイカーまで来なかったら、どう責任を取るの?」と厳しい言葉を投げつける。反省の意を表して丸坊主になったGMは涙目で「テイカーは必ず来る。闇から出てきてくれ…」と声を振り絞った。

 無慈悲なステファニーは「すべてはフォーリーの責任。ロウを代表して謝罪します」と嫌みたっぷりに場内へ頭を下げた。その直後だ。場内が暗転して鐘の音が鳴り響く。テイカーの登場だ。暗闇から現れた怪人は「俺は戻った。ロイヤルランブルに出場する。無敗記録は止められたが、俺の旅は続く。29人の魂を消してレッスルマニアのメーンに復活するのだ」と宣言。30選手参加のランブル戦で勝利し「レッスルマニア33」(4月2日、フロリダ州オーランド)に出陣すると誓った。

 ランブル戦には“怪物”ゴールドバーグ(50)や“ビースト”ブロック・レスナー(39)の出場も決定。2014年「レッスルマニア30」でレスナーに敗れて祭典無敗記録を止められた怪人だが、一気に本格復活のムードが漂ってきた。