【WWE】ゴールドバーグがレスナーを86秒殺

2016年11月22日 16時30分

【カナダ・トロント20日(日本時間21日)発】ゴールドバーグがレスナーを瞬殺! WWEのPPV大会「サバイバー・シリーズ」で約12年ぶりに復活した“怪物”ゴールドバーグ(49)がわずか1分26秒で“ビースト”ブロック・レスナー(39)をジャックハマー一撃で沈めた。またロウ対スマックダウンの5対5イリミネーション戦は、スマック軍が勝利した。

 

 入場シーンから圧巻だった。全身に殺気をみなぎらせたゴールドバーグは、場内の大歓声を背にリングイン。正面からレスナーをにらみつける。実に2004年「レッスルマニア20」以来の対戦だ。心なしかビーストの表情は青ざめている。それほどゴールドバーグの気迫はすさまじかった。

 

 ゴングと同時に仕掛けたのはレスナーだ。怪物の足を抱えて持ち上げると、そのままコーナーに叩きつける。しかしゴールドバーグはすぐさま正面から胸板を突き飛ばした。結局レスナーの攻撃はこれのみで、怪物のワンマンショーが幕を開けた。

 

 開始30秒、ゴールドバーグはロケット弾のようなスピアーでレスナーを吹き飛ばす。ヨロヨロと立ち上がるレスナー。体がふらついたところへ、今度は右サイドから受け身が取れないようなスピアーが決まった。

 

 リングサイドではマネジャーのポール・ヘイマンが両手を合わせて「もうやめてくれ!」と絶叫する。何とかロープをつかんで立ち上がるレスナー。無慈悲なゴールドバーグが一気に出た。ビーストの巨体を抱え上げるや、角度のついたジャックハマー一撃。決まった。わずか86秒。完璧な3カウントが入ってゴールドバーグが12年ぶりの復活勝利を挙げた。

 

 コーナーに立って大観衆の「ゴールドバーグコール」に応える怪物。感極まったのか、うっすら涙を浮かべて、リングサイド最前列で見守る家族のもとへ駆け付け、抱擁を交わす。最後は愛息をリングに上げ、両手を合わせて会場四方へ感謝の意を表した。

 

 ゴールドバーグはこの一戦を最後に再び引退する可能性が強いが、圧巻の強さと存在感はやはり魅力的だ。WWE関係者やファンも放っておかないだろう。怪物の今後が注目となってきた。