【ペンシルベニア州ウィルクスバリ15日(日本時間16日)発】WWEのスマックダウン大会で“怪人”ジ・アンダーテイカーが電撃復活。20日のPPV大会「サバイバー・シリーズ」(カナダ・トロント)でロウと5対5イリミネーション戦を行うスマック軍にゲキを飛ばした。

 通算900回目放送の記念大会となりながらも、リング上では対抗戦に出場するメンバー5人が口論を始めた。すると騒動を収拾するかのように場内が暗転し、鐘の音が鳴り響く。アンダーテイカーの登場だ。大歓声を背にゆっくりと登場した怪人は、4・11「レッスルマニア32」の鉄檻マッチで激闘を展開したシェーン・マクマホン・コミッショナー(46)の前に立った。

 怪人は「怖いもの知らずのお前こそ、コミッショナーにふさわしい人間だ」とまずはシェーンにエール。さらには「俺は戻ってきた。サバイバー・シリーズは俺が生まれた大会であり、スマックダウンはマイホームだ。サバイバー・シリーズを恐れるな。もしお前らが負ければ、俺の存在が脅威になるかもしれない」と意味深な言葉で選抜メンバーを激励。最後はロウに対し「安らかに眠れ…」とメッセージを送った。復活を果たしたアンダーテイカーが、スマックダウンにとって心強い援軍となりそうだ。