【インディアナ州インディアナポリス25日(日本時間26日)発】WWEロウのPPV大会「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」が開催され、WWEユニバーサル王者のケビン・オーエンズ(32)が、セス・ロリンズ(30)を退けて王座防衛に成功した。

 極悪権力者トリプルH(47)から見放されたロリンズは「俺を裏切ったことを後悔させてやる!」とステファニー・マクマホン・コミッショナー(40)にタンカを切って登場。だが15分過ぎ、オーエンズのピンチに相棒のクリス・ジェリコが介入し、レフェリーを失神させてしまう。

 リング上は2対1のハンディ戦となり、王者がポップアップ・パワーボムを決めた瞬間、ステファニーが代役レフェリーを投入。3カウントが入り、オーエンズが防衛に成功した。極悪権力者側の思惑通りの結果となったが、反骨男・ロリンズの逆襲は必至だ。

 またWWEクルーザー級王者のTJパーキンスは、ブライアン・ケンドリックを退けて初防衛に成功。WWEタッグ王者のニュー・デイ(コフィ・キングストン、エグザビアー・ウッズ)は、ザ・クラブのカール・アンダーソン、ルーク・ギャローズ組を撃破して王座防衛。US王座戦はローマン・レインズがルセフを撃破して新王者となり、遺恨が深まった。