【ペンシルベニア州ウィルクスバール発】WWEのロウタッグ王者RKブロ(ランディ・オートン&リドル)と、スマックダウン(SD)タッグ王者ウーソズ(ジミー&ジェイ)のタッグ王座統一戦が、来週のSDでついに実現する。

 タッグ統一戦はもともと、WWE&ユニバーサル統一王者ローマン・レインズの意向もあって8日の「レッスルマニア・バックラッシュ」で予定されていた。それがレインズとドリュー・マッキンタイアの抗争が勃発したことで、6人タッグ戦に変更となった。

 6人タッグ戦はレインズ&ウーソズの「ザ・ブラッドライン」が、マッキンタイア&RKブロを下したが、〝幻〟となった統一戦を実現させたいRKブロは今週のSDオープニングに登場。「ウーソズでは決められない。ブラッドラインで決定権を持つのはローマン・レインズだけだ」とレインズを呼び出した。

 そこへ代理として現れたサミ・ゼインとリドルが一騎打ちし、リドルが勝利。勢いづいたRKブロはブラッドラインがアピールしていたエンディングにも現れ、オートンとリドルは「対戦しろ! 俺らが統一するWWEタッグ王座のためにな」と詰め寄った。

 これにジミーは「答えがほしいか? 受けてやる!」と返答。さらにはジェイが「今夜じゃなく、次週やってやる」と応じ、次週のSDでタッグ王座統一戦開催が決定した。

 ジミーは「タイトルは2本とも今、ここにあるぜ」と言い、レインズはWWE王座とユニバーサル王座の2本のベルトを掲げて威圧してきた。ここでリドルがレインズめがけてジャンピングニー一発。顔面に右ヒザを打ち込み、統一王者をロープまで吹っ飛ばした。

 笑顔で花道を下がるRKブロと、怒りのブラッドラインが火花を散らす統一戦は、激闘間違いなしだ。