【ルイジアナ州ニューオーリンズ発】無念の結果だ。WWEの中邑真輔(41)が、インターコンチネンタル(IC)王座を失った。

 スマックダウン大会のIC王座戦で因縁のサミ・ゼインと対戦。ライダーキックやストンピング、ランニングニーの連続攻撃で主導権を握った。

 ところが、エプロンで放ったニードロップをかわされ自爆。中盤には場外で狙ったキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)もよけられ、鉄製ステップに左ヒザをぶつけてしまう。

 さらにゼインに「カモーン」とモノマネで挑発されると、激怒した中邑は「カモーン」とにらみつけて再びキンシャサ弾へ。だが、今度は場外に逃げられまたも不発に。直後に痛めた左ヒザをポストに叩きつけられ、最後はゼインに蹴り倒されて3カウントを献上した。

 祭典「レッスルマニア38」(4月2、3日、テキサス州アーリントン・AT&Tスタジアム)を控え、IC王座から陥落した中邑に厳しい現実が突きつけられた。