【サウスカロライナ州グリーンビル発】米WWEのロウ大会で〝忍者〟戸澤陽(36)がまたも王座取りに失敗した。

 戸澤はタミーナと組み、レジー&デイナ・ブルックの24/7王座ミックスドタッグ戦に臨んだ。華麗な蹴りでレジーに攻め込み、コーナーに追い込む。さらに余裕の笑みを浮かべてデイナを挑発するや、狙いすました串刺しのビッグブーツを発射。ところがこれをレジーにかわされ、コーナーで待機していたタミーナの顔面に誤爆したからさあ大変だ。

「やってしまった…」と、ぼうぜんと立ち尽くす戸澤だが時すでに遅し。大激怒のタミーナから強烈なビンタを食らってしまった。これでフラフラになった戸澤はリングに倒れ込み、直後にレジーのサマーソルトセントーンから押さえ込まれ3カウントを献上。デイナの王座防衛を許した。

 試合後、戸澤は自身のツイッターにタミーナとの写真を添え「新年、新チーム」と投稿。24/7王座はいつでもどこでも勝てばベルトが移動するルールのため、昨年からあの手この手で王座奪還を狙っているが、道のりは厳しそうだ。