【カリフォルニア州ロサンゼルス10日(日本時間11日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会で、〝ザ・ビースト〟ブロック・レスナー(44)が先週に続いてサミ・ゼインをF5で沈めた。  

 レスナーは2022年1月1日(日本時間2日)のPPV大会「DAY1」でユニバーサル王者ローマン・レインズに挑戦することが決定済み。先週大会ではゼインをジャーマン3連発とF5連発でゼインをKOし、ユニバーサル王座戦で惨敗させていた。

 この日のオープニングでは車椅子に乗ったゼインが看護師2人と共に登場。「これはローマン・レインズとレスナーの2人にやられたんだ。みんな訴えてやる」と怒りをあらわにした。すると元代理人のポール・ヘイマンととにも現れたレスナーが「先週のことは謝るよ。同じカナダ人だろ」と和解の雰囲気を醸し出す。

 ところがヘイマンの指示で本性を現すと、レスナーは看護師や車椅子を投げ飛ばし、最後は負傷しているゼインをF5で粉砕。レスナーはインタビューで今回の目的を質問されると「代理人のヘイマンに聞いてくれ」と意味深に返答し、ヘイマンは「俺に質問をしないでくれ」と明言を避けていた。