【コネチカット州ハートフォード19日(日本時間20日)発】WWEのインターコンチネンタル(IC)王者・中邑真輔(41)が、注目の王者対決へ弾みをつけた。

 PPV「サバイバー・シリーズ」(21日=同22日、ニューヨーク州ブルックリン)で、US王者ダミアン・プリーストとの対戦を控え、この日のスマックダウン大会ではロス・ロサリオスのエンジェルと対戦。

 先週大会のタッグ戦で敗れた因縁の相手だ。雪辱を狙う中邑はゴングと同時に襲い掛かるも、コスチュームを投げつけられた揚げ句、そのままドロップキック2連打を食らってしまう。

 さらにスピンキックやエプロンからのダイビングニーで反撃すると、敵軍セコンドのウンベルトが介入し足を引っ張られてしまう。それでも中邑のセコンド、リック・ブーグスがサポートしてウンベルトを撃退。最後はターンバックルに誤爆したエンジェルに中邑が渾身のキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)を叩き込んで3カウントを奪った。

 ロウとSDの2大ブランドが激突する「サバイバー・シリーズ」ではSDを代表するIC王者として、ロウ代表のUS王者と対戦する。中邑にとってはWWE全体での再浮上がかかる重要な一戦で、ますます勢いづくことになりそうだ。

 IC王者中邑とUS王者ダミアン・プリーストの王者対決が行われるPPV「サバイバー・シリーズ」は日本時間11月22日にWWEネットワークで配信される。