【インディアナ州インディアナポリス15日(日本時間16日)発】WWEのロウ大会が行われ、PPV「サバイバー・シリーズ」(21日)でユニバーサル王者ローマン・レインズと激突するWWE王者のビッグEがジェイ・ウーソを相手に猛デモを敢行した。

 オープニングに登場したビッグEは「奴は俺の仲間に手を出した。元に戻れないように破壊してやる」と王者対決を控えるレインズを挑発。先週襲撃されたケビン・オーエンズを呼び出し舌戦を展開していた。

 だが突如としてウーソズに襲撃されると、同じく「サバイバー・シリーズ」でウーソズとのタッグ王者対決が決定したリドルに救出される。そのままビッグE、リドル組とウーソズのタッグ戦に移行した。

 試合は解説していたセス・ロリンズの乱入によって反則裁定となったが、ここで急きょランディ・オートンまでもが加勢し、今度は6人タッグ戦で激突。最後はリドルがロリンズのローリング・エルボーで3カウントを奪われた。

 しかし試合後も混乱は収まらない。オートンがRKOでウーソズを蹴散らすと、ビッグEは「レインズへのメッセージだ」と言いながらレインズの〝右腕〟のジェイを捕獲。ビッグエンディング(変型カッター)で沈め「俺は準備万端だと伝えろ」と絶叫した。

 ビッグEとレインズ、RKブロとウーソズの王者対決が行われる「サバイバー・シリーズ」は、日本時間11月22日にWWEネットワークで配信される。