米WWE・NXTが配信され、同女子タッグ王座を保持する〝暗黒の逸女〟紫雷イオ(31)が2度目の防衛に成功した。

 ゾーイ・スタークとの王者コンビで、マンディ・ローズ率いる「トキシック・アトラクション」のジジ・ドリン&ジェイシー・ジェインと王座戦で激突。王者組は不仲とは思えない抜群の連係でダブルのミサイルキックを決めると、イオは場外へのムーンサルトで挑戦者組を蹴散らした。

 さらにイオは619(ロープ上のブーメランキック)、ミサイルキックの連続攻撃からクロスフェースで2人を追い詰めたが、ここでマンディが介入しロープエスケープを許してしまう。

 それでも終盤にはゾーイが場外でマンディの介入を阻止し、最後はイオが掌底アッパーから豪快なムーンサルトプレスをジェイシーに決めて勝利を収めた。

 試合後のインタビューではゾーイが「絆が深まってきたと思う。私たちはどのチームとでも対戦する準備ができている。イオはどう思う?」と関係改善を主張すると、イオは「う~ん。そうだね。私たち勝利したし…」と返答。相棒の意見に同意したようにも見えたが、そのまま話を続けるゾーイをよそにその場を後にした。