【ニューヨーク10日(日本時間11日)発】復活した〝ザ・マン〟ことスマックダウン(SD)女子王者のベッキー・リンチ(34)が大荒れだ。

 マジソンスクエア・ガーデンで行われたSD大会では次回PPV「エクストリーム・ルールズ」(26日、オハイオ州コロンバス)で行われるベッキー対ビアンカ・ブレアのSD女子王座戦調印式が行われた。

 妊娠による長期欠場中だったベッキーは8月の「サマースラム」で電撃復帰。ビアンカを秒殺し、SD女子王座を戴冠した。今回のその再戦になる。

 先に登場したビアンカが「ベッキーは戦いから逃げないからリスペクトしてたんだけどね。エクストリーム・ルールズでは王座を取り戻す」と口にし調印書にサインをするとベッキーが姿を現した。

 王者はベルトをビアンカに誇示しながら「もしサインしなかったらどうなる?」と拒否する姿勢を見せたが、ビアンカが「サインして!」を連呼するや会場から「サインしろ」チャントが起こった。

 これに対してベッキーは「直前で復帰が決まって、26秒で王者を倒してこの扱いか…。一発屋のビアンカが相手なんだぞ」と漏らしつつも「分かったよ。対戦してやるけど前回と同じ結果に終わるからな!」と警告。サインした調印書をビアンカに投げつけ一触即発となった。

 ベッキーVSビアンカのSD女子王座戦が行われるPPV「エクストリーム・ルールズ」は日本時間27日にWWEネットワークで配信される。