【オハイオ州クリーブランド23日(日本時間24日)発】WWEのスマックダウン大会でWWEの〝キング〟中邑真輔(41)が、MITB権利証保持者のビッグEやセザーロと共闘して、アポロ・クルーズ&コマンダー・アジーズ、ドルフ・ジグラー&ロバート・ルードに制裁を加えた。

 18日(同19日)のPPV大会「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」でMr.MITBとなったビッグEが「PPVは忘れられない日となった。ラダーを駆け上がってブリーフケースを勝ち取ったんだ」と悦に入っていると、IC王者クルーズ&アジーズ、ジグラー&ルードが出現しビッグEを妨害。しかしその時、おなじみのリック・ブーグスのギター演奏に乗って、ノリノリの中邑が登場した。

 さらにセザーロも現れ、7人が入り乱れる大乱闘に発展する。中邑がジグラー&ルードに襲われるも、ルードに延髄切りで窮地を切り抜け、セザーロがアッパーカット、中邑がハイキック、ビッグEがクローズラインと一気の連続攻撃でコマンダーを場外へ。そして最後はセザーロがジャイアントスイングでクルーズを撃退した。

 3人で抜群の連係を見せる中でもひと際輝きを放ったのが〝キング〟だ。日増し存在感を発揮する中、そろそろ王座戦線に復帰したいところ。引き続き、その動向が注目される。