WWEは26日(日本時間27日)「ロウ」の新キャスターとして、元総合格闘家で格闘技団体UFCやベラトールなどでコメンテーターを務めたジミー・スミス氏(43)の就任を発表した。

 スミス氏は総合格闘家として4勝1敗の戦績を残し、2006年に現役を引退。08年からコメンテーターに転身した。10年からベラトールで約8年間、18年から翌年まではUFCでコメンテーターとして活躍し、昨年からWWE・NXTのアナリストに就任していた。31日(日本時間6月1日)のロウ大会が初登板となる。

 WWEは前日25日にアドナン・ヴィルク氏(42)のロウ降板を発表したばかり。同時にテレビ制作部門とデジタルコンテンツ部門の統括により、40人近くの管理職とスタッフが解雇になったとされている。4月に始まった大量解雇と同時に組織再編成も急ピッチで進んでおり、今回のキャスター電撃交代は、その一環を表した格好だ。