配信されたWWE・NXT大会で、NXTクルーザー級王者KUSHIDA(37)が、前王者サントス・エスコバー(37)からの挑戦表明を快諾。来週大会での王座戦(時間無制限3本勝負)が緊急決定した。

 第5試合後にエスコバー率いるレガード・デル・ファンタズマ(ラウル・メンドーサ=29、ホアキン・ワイルド=34)がリングイン。エスコバーがKUSHIDAに再戦を要求すると、ファンタズマもNXTタッグ王者のMSK(ウェス・リー=26、ナッシュ・カーター=27)との王座戦実現を求めた。

 KUSHIDAは4月15日配信大会でエスコバーから歓喜の王座初奪取。しかし、先週大会ではMSKと合体してファンタズマ軍と6人タッグ戦で激突するも、完敗を喫してベルトを掲げる前王者の前で大の字になる醜態をさらした。

 前王者は「先週の結果を見ただろう。俺が欲しいのはNXTクルーザー級王座だ」とKUSHIDAに宣戦布告。ここで映像に登場したKUSHIDAは「先週はミステークだった。おまえは一線を超えちまったな。やられたらやってやるぞ俺は。来週やってやる!」と堂々応じ、来週配信大会での王座戦が決定した。

 しかもWWEでは異例の3本勝負ルールが採用されることも決定。激戦は必至だが、最大の難敵・エスコバーを退ければ長期政権も見えてくるだけに、KUSHIDAにとっては重要な一戦となりそうだ。