配信されたWWE・NXTで、NXT女子タッグ王者のエンバー・ムーン(32)、ショッツィ・ブラックハート(29)組が遺恨の相手に襲撃されて、ゴング前に試合中止となるハプニングが起きた。

 圧倒的な人気を誇る王者組は、この日も武装した戦車で入場。花束を受け取っていると、背後から遺恨が続いているキャンディス・レラエ(35)、インディ・ハートウェル(24)組が襲撃。王者組がリングに上がる前に、鉄柱にぶち当てるなどの暴挙を働いた。

 慌てたレフェリー陣5人が制止してキャンディス組を追い払うも、王者組はリング下で大の字となってしまう。対戦予定だったアリーヤ(25)、ジェシー・カーミア(20)組は、ベルトを手に歓喜のジャンプを繰り返したが、もちろんゴングすら鳴っていないのだから王座移動などない…。

 この結果を受け、来週配信大会でエンバー組とキャンディス組の激突が緊急決定。NXT女子王座同様に、タッグ王座戦線も大荒れが続いている。