配信されたWWE・NXT大会で、WWEの全シングル女子王者が豪華に集結。かつて全員が所属した古巣のNXTで王座奪取を称え合った。

 WWEでは「NXTテイクオーバー:スタンド&デリバー」初日大会(7日)でラケル・ゴンザレス(30)が〝暗黒の逸女〟紫雷イオ(30)からNXT女子王座を奪取。祭典「レッスルマニア37」(11、12日)では、初日大会でビアンカ・ブレア(32)がサーシャ・バンクス(29)からスマックダウン(SD)女子王座を、2日目大会では超新星リア・リプリー(24)が〝女帝〟ことアスカ(39)からロウ女子王座を奪取。わずか5日間で全女子シングル王座が交代した。

 この日はゴンザレスがリング上から王座奪取を報告。フランキー・モネ(36)に挑戦を表明された後、まさかのハプニングが起きた。まず新SD女子王者のビアンカが登場してゴンザレスと抱き合うと、新ロウ女子王者のリアもリングイン。3人がお互いの王座奪取を祝福して熱い抱擁を交わしたのだ。

 3人はビアンカがSDに移籍した昨年4月までNXTに同時在籍。試合では激闘を展開しつつも、リングを下りるとメジャーを目指して励まし合ってきた〝同門〟だ。

 スクリーンに3人が並ぶNXT時代の姿が映し出されると、全員が笑顔で肩を抱き合う。最後はそれぞれがベルトを高々と掲げ、長期防衛と新世代到来を宣言していた。