WWEの祭典「レッスルマニア37」(10、11日、フロリダ州タンパ)に合わせて様々なイベントが行われる「レッスルマニア・ウィーク」に6日から突入する。

 祭典の会場はフロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアム。今年のNFL「スーパーボウル55」の舞台となり、地元のタンパベイ・バッカニアーズが、史上初めて本拠地で行われたスーパーボウルに出場し、勝利を収めた場所でもある。

 1998年から使用が開始された22年の歴史を持つスタジアムで今年の祭典は約1年ぶりに観客を迎えて2日間にわたり行われるが、実はNFLとWWEのつながりはスタジアムだけにはとどまらず、多くのスーパースターたちがNFLを経てWWEに辿り着いている。

 例えば11日(日本時間12日)に行われるユニバーサル王座トリプルスレッド戦で防衛戦に臨む王者ローマン・レインズ(35)は、ジョージア工科大学アメリカンフットボール部で活躍した後、ミネソタ・バイキングスとジャクソンビル・ジャガーズを経てWWEに入団した経緯を持つ。

 ほかにもゴールドバーグ(アトランタ・ファルコンズ)、ブロック・レスナー(ミネソタ・バイキングス)、バロン・コービン(アリゾナ・カージナルス/インディアナポリス・コルツ)、モジョ・ローリー(アリゾナ・カージナルス/グリーンベイ・パッカーズ)らがNFL経てWWEで活躍した。

 今後もますますNFLからの〝転向組〟の活躍に注目が集まりそうだ。