【フロリダ州セントピーターズバーグ2日(日本時間3日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が行われ、人気迷惑系ユーチューバー、ローガン・ポール(26)の眼前で、ケビン・オーエンズ(36)とサミ・ゼイン(36)の因縁がヒートアップした。

 かねて陰謀論を唱えドキュメンタリー映像を撮影しているというゼインが、リングに登場。そして「ついに陰謀渦巻く俺のドキュメンタリーの予告編を公開する。そして特別ゲストとしてインフルエンサーで約2300万人のユーチューブ登録者を持つローガン・ポールが参加だ」と言って呼び込んだ。

 ポールと言えばボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとの対戦企画(延期)したり、青木ヶ原樹海で撮影を行って“炎上”するなど話題を振りまく世界的なユーチューバーだ。

 ゼインはそのポールから祭典「レッスルマニア37」(4月10、11日、フロリダ州タンパ)のゲスト参加の確約をもらって予告編を公開。ところが、この映像を見たポールに感想を求めると「緊迫感があったけど、さっき会ったオーエンズが『ゼインには妄想癖がある』と言っていた」と疑いの目を向けられてしまう。

 ゼインは改めて「オーエンズではなく、ポール自身の感想を聞きたい」と質問。そこに突如、背後からオーエンズが現れ、スタナーを食らってしまう。さらにオーエンズから「バカなことを続けるなら、この襲撃が続くぞ。レッスルマニアで倒してやるからそこで会おう」と侮辱的言葉を投げかけられた。

 するとその後、今度はゼインが仕返しとばかりに、インタビュー中のオーエンズを襲撃した。PPV「レッスルマニア37」は日本時間11、12日にWWEネットワークで配信され、「オーエンズVSゼイン」は12日に行われる。