〝暗黒の逸女〟ことWWEのNXT女子王者・紫雷イオ(30)がまさかの醜態をさらした。

 配信されたNXT大会でイオはゾーイ・スターク(27)と組み、ラケル・ゴンザレス(30)、ダコタ・カイ(32)組と対戦。「NXTテイクオーバー:スタンド&デリバー」(4月7、8日)の同王座戦で迎え撃つラケルとの前哨戦となった。

 イオはドロップキックや串刺しダブルニーでダコタを追い込むと、ラケルにはランニングダブルニーから619(ロープ上でのブーメランキック)、ミサイルキックの波状攻撃を仕掛けた。

 終盤にはイオがポストに誤爆したラケルめがけて場外へのムーンサルトを発射。ところが最後はラケルのビッグブーツで場外に蹴り飛ばされ、パートナーのゾーイがチョークスラムで沈められた。

 試合後もラケルに襲われたイオは、怪力を生かしたチョークスラムで解説席に叩きつけられて腰を強打。大ダメージを負った。

 腰をアイシングしながらインタビューを受けたイオは、パワーファイターのラケルをあえて挑戦者に指名した理由を聞かれ「それこそがラケルを選んだ理由だよ」と強気に語ったものの、王座戦へ黄信号がともったのは事実だろう。

「NXTテイクオーバー:スタンド&デリバー」は日本時間4月8日、9日の2日間にわたって行われ、イオ対ラケルのNXT女子王座戦は日本時間4月8日にWWEネットワークで配信される。