【フロリダ州セントピーターズバーグ22日(日本時間23日)発】WWEのロウ大会が開催され、〝女帝〟ことロウ女子王者のアスカ(39)が、祭典「レッスルマニア37」(4月10、11日)で、メジャー昇格したばかりの元NXT女子王者で〝ザ・ナイトメア〟ことリア・リプリー(24)の挑戦を受けることが電撃決定した。

 アスカはこの日、ペイトン・ロイス(28)と対戦。開始から軽快なダンスを披露してキックからアームバーで先制した。さらにはエプロンの相手に裏拳一撃。ヒップアタックはかわされるも、ジャーマンからランニングニー、顔面へのダブルニーを決めると、ペイトンのダイビングフットスタンプに耐えて一気にアームバーからアスカロックでタップを奪った。

 その直後だ。ロウへの昇格が発表されていたリアが電撃的に初登場。リングインすると「アスカ、あなたはWWE史上でも最強の王者と認めるわ。私は今日初めてロウに登場したけど、率直に言います。祭典であなたの王座に挑戦したい!」と堂々と大舞台での挑戦をいきなり迫ったのだ。

 新たな強豪の登場に女帝は実にうれしそうな笑みを浮かべて「おー、おー、ええがな。ええがな! アンタのガッツ褒めてあげるわ。だけど誰もアスカ様にはかなわんのじゃ。リア、アンタの挑戦、受けた!」と応じたため、祭典での王座戦が決まった。

 女王様シャーロット・フレアー(34)とNXT王座戦を争った経験もあるリアは、NXT女子選手では切り札中の切り札とされていた。女帝と超新星のロウ初王座戦は祭典でも最大級の注目カードとなりそうだ。

「レッスルマニア37」は日本時間4月11、12日にWWEネットワークで配信される。