【フロリダ州セントピーターズバーグ1日(日本時間2日)発】WWEのロウ大会が配信され、2月21日「エリミネーション・チェンバー(EC)」でWWE王座を失ったドリュー・マッキンタイア(35)がシェイマス(43)を撃破。王座奪還へ向けて再起戦を飾った。

 マッキンタイアはEC戦でWWE王座防衛を果たした後、ボビー・ラシュリー(44)の襲撃を受けた末にミスター「MITB」ことザ・ミズ(40)が「いつでもどこでも王座に挑戦できる権利」を行使。余力のない状態で王座を奪われた。

 この日は冒頭でミズから懐柔されるも前王者は拒否。EC戦で遺恨が生じたかつての盟友シェイマスとのシングル戦に臨んだ。

 序盤はシェイマスの猛攻に押されたが、7分過ぎからマッキンタイアがエンジンを全開。フロントスープレックスで投げ捨てるや、場外へ落として実況席へスープレックス連打。最上段からのフライングラリアートと一気に出た。

 逆にシェイマスがコーナーに上がると、大きくジャンプしてのグラスゴー・キス(顔面への頭突き)一撃。雪崩式脳天砕きで投げ捨てる。しかしシェイマスもホワイトノイズ(変型デスバレー)、前王者もフューチャーショック(ダブルアーム式スナップDDT)、相手の得意技ホワイトノイズを逆に雪崩式で決めた。

 ここでシェイマスがブローグキックで大逆転を狙うも、前王者はカウンターのクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)で迎撃。完璧な3カウントで早期王座奪還を改めて誓った。