米WWE・NXTが配信され、北米王座戦で敗れたKUSHIDA(37)がタイラー・ラストに完勝し、再スタートを切った。

 KUSHIDAは15日配信大会「テイクオーバー」でジョニー・ガルガノ(33)の北米王座に挑戦し健闘するも惜敗を喫したばかり。この日の試合前にインタビューを受けると「まだジョニーとのNXT北米王座をかけた勝負は終わっていない」と引き続き同王座を狙うことを宣言した。するとそこに現れたブロンソン・リードから「テイクオーバーのパフォーマンスは素晴らしかった。俺も北米王座挑戦の準備ができているから、いずれは俺たちが対戦することになるかもな」と対抗心をあらわにされ、拳を合わせた。

 さらに「KUSHIDAも素晴らしいが、もっと素晴らしい完璧な対戦相手を知ってるぞ」とマルコム・ビベンスから挑発され、ラストとの対戦が決まった。

 試合はKUSHIDAがマサヒロ・タナカやアームブリーカーで攻め込めば、ラストもジャーマン・スープレックスにかかと落としと一進一退の攻防となった。それでも終盤にはラストのスリーパーを脱出してから、必殺のホバーボードロックで捕獲しレフェリーストップ勝ち。タイトル戦のショックを払しょくしたKUSHIDAはコーナーでガッツポーズ。再加速に期待したい。