【フロリダ州セントピーターズバーグ15日(日本時間16日)発】WWEのロウ大会が配信され、次回PPV大会「エリミネーション・チェンバー(EC)」で、US王者ボビー・ラシュリー(44)とのトリプルスレッド王座戦(もう1人はキース・リー=36)に臨む元UFC戦士の人気者リドル(35)が殊勲の勝利を挙げるも、試合後に王者の襲撃を受けてKOされた。

 リドルはルチャ・ハウス・パーティ(グラン・メタリック、リンセ・ドラド)と組んで、王者が属するハート・ビジネス(MVP=46、シェルトン・ベンジャミン=45、セドリック・アレキサンダー=31)と激突。打撃技で敵軍を圧倒すると、最後はロウタッグ王者のアレキサンダーを、ルチャ戦士顔負けのフローティングブロ(旋回式セントーン)で葬った。

 WWE初の王座へ好調をアピールしたリドルだが、試合後にはスーツ姿の王者に襲撃を受けてハートロック(フルネルソン固め)で、2週連続の半失神の屈辱を受けた。本番で雪辱を果たすことができるか。

「エリミネーション・チェンバー」は日本時間22日、WWEネットワークで配信される。