世界最大のプロレス団体WWEで活躍したカイリ・セイン(32)が、今年最初のPPV大会「ロイヤルランブル(RR)」(31日=日本時間1日)の見どころを語った。現在もWWEに所属し、プロモーションをサポートする重責を担うが、30人参加の男子RR戦について“ロックスター”中邑真輔(40)を優勝候補に挙げた。「テーマ曲が元に戻ってから、真輔さん、すごい気持ちよさそう。表情が生き生きしてきた。常に最高峰の戦いの場を目指していたから、優勝して『レッスルマニア37』(4月10、11日、フロリダ州)のメインに立ち、お客さんの声援を背中に大爆発してほしい」と語った。

 さらには「カリスマ性はすごいし、底なしの力を発揮できる方。常に過去、現在、未来と内部で葛藤している。殻を破って向上したいという気持ちが強い。私が『こういう試合はどうすればいいですか?』と聞くと、5秒ほど宙を見上げてから『こうして、こうすればいいんじゃないか』とスラスラ答えてくれた。いろいろな葛藤を乗り越えてきたから、後ろ姿がカッコいい。その生きざまにファンはひかれると思います」と素顔を明かした。

 また、“怪物”ゴールドバーグ(54)の挑戦を受けるWWE王者ドリュー・マッキンタイア(35)については「ゴールドバーグは負けるイメージがないけど、最近のマッキンタイアの背中にもカッコよさを感じる。勝ったら爆上がりで不動のチャンピオンになるんじゃないですか」と占った。

◆日本時間2月1日に配信「ロイヤルランブル」は日本時間2月1日、WWEネットワークで配信される。