【フロリダ州セントピーターズバーグ22日(日本時間23日)発】WWEのスマックダウン大会が開催され、〝女帝〟アスカ(39)と女王様ことシャーロット・フレアー(34)の女子タッグ王者コンビが〝強運〟を味方につけて快勝した。

 2人はノンタイトル戦でライオット・スクワッド(ルビー・ライオット&リブ・モーガン withビリー・ケイ)と対戦。序盤、アスカはショルダータックルでルビーを吹っ飛ばしてエプロンのリブを挑発すると、シャーロットもチョップの連打をルビー&リブに叩き込んで試合を優位に進めた。

 さらにアスカがアンクルロックからのジャーマンでリブを投げ飛ばしたが、交代したルビーにうまく丸め込まれて窮地に。それでも相手セコンドのビリーがレフェリーに注意を受けていたため運よくカウントを回避することができた。

 これで最大のピンチを脱したアスカは強烈なダブルニーをルビーに放つと、最後はシャーロットがナチュラルセレクションでルビーにとどめを刺して3カウントを奪取した。

 試合後、アスカが「ライオット・スクワッドはタフだったけど、なぜワシらがチャンピオンか見せられたな」と豪語すれば、シャーロットも「アスカは女帝で私は女王。最後は皆、ひれ伏すことになるのよ」と女王の貫禄を示した。

 このところ父親の〝狂乱の貴公子〟リック・フレアー(71)とは親子ゲンカ中でストレスがたまっていた女王様だが、出場が決まっているPPV大会「ロイヤルランブル」(31日)の30人参加女子ロイヤルランブル戦へ弾みがつきそうだ。