【フロリダ州オーランド9日(日本時間10日)発】WWEのトーク番組「ザ・バンプ」が配信され、元WWEユニバーサル王者で〝怪物〟ことゴールドバーグ(53)が、現王者の〝大型犬〟ことローマン・レインズ(35)との決着戦実現を宣言した。

 ゴールドバーグは4月「レッスルマニア36」でレインズの挑戦を受ける予定だったが、レインズが緊急欠場。挑戦者は〝巨獣〟ブラウン・ストローマン(37)に変更され、ゴールドバーグは王座を失い、以来欠場が続いていた。王座戦が決まった2月28日スマックダウン大会では「次は誰だ?」という怪物の問いに、レインズは「次は俺だ」と応じていた。

 当時の一連の流れについてインタビューされたゴールドバーグは「スピアーにしたって、俺のほうがオリジナルだ。ローマン、時は来た。次は俺が行く。俺は老いたかもしれない。だが俺は天下のゴールドバーグだ」と堂々語った。

 WWEの公式サイトは、冒頭で両者の遺恨がスタートしたゴールドバーグの「次は誰だ?」という言葉から、怪物の発言を報じている。レインズは20日のPPV大会「TLC」のTLVマッチでケビン・オーエンズ(36)の挑戦を受ける。果たしてレインズが防衛に成功した際は、怪物がついに動くのか。幻と終わった夢の対決が一気に注目となってきた。

「TLC」は日本時間21日、WWEネットワークで配信される。