【WWE】〝海賊姫〟カイリが徹底解析「アスカVSサーシャ」女子頂上決戦を制すのは… 23日PPV大会

2020年11月20日 11時01分

「サバイバー・シリーズ」について語ったカイリ

 米WWEのトップ戦線で活躍した〝海賊姫〟ことカイリ・セイン(32)が、ロウとスマックダウン(SD)の全面対抗戦となるPPV大会「サバイバー・シリーズ」(22日=日本時間23日)を徹底解剖だ。最大の注目は〝女帝〟ことロウ女子王者アスカ(39)とSD女子王者サーシャ・バンクス(28)の頂上対決。アスカとWWE女子タッグ王座の戴冠実績があるカイリは、激闘必至の一戦をどう見るのか――。


 ――ズバリ勝者は

 カイリ 全くの五分です。予想がつきません。でも私はアスカさんのパートナーですから。どんな場合でもアスカさんが勝つと信じてます!

 ――相手も勢いがある

 カイリ そうですね。勢いならサーシャ。ベイリーからベルトを奪って今、一番乗っているところ。完全に大化けしましたよね。波に乗った時のサーシャは本当に強い。堂々と自信を持ったチャンピオンらしいチャンピオンになった。

 ――確かに成長著しい

 カイリ もうあらゆる立場を超越する存在になりましたよね。入場時から(視聴者ビジョンの)歓声を持っていっちゃうんじゃないかな。WWEネットワークは世界中から200万人のユニバース(ファン)が歓声を上げるわけだから、ものすごいパワーになりますよ。しかも2人ともグランドスラム(WWEの全女子王座獲得)を達成してますよね。

 ――アスカも絶好調だ

 カイリ とにかく研究熱心なんです。試合のたびに徹底的に相手を研究する。あの熱心さは、ほんとに尊敬します。アスカさんは常に落ち着いているように見えるかもしれないけど、実は相手に合わせて戦略を変えて戦っている。細かく試合を見るとそれが分かると思います。相手を怒らせたり、わざと攻めさせたり…。何をやってくるのか読めないのがアスカさんの怖いところなんです。

 ――加えてアスカはロイヤルランブル戦とMITB戦も制した

 カイリ そのキャリアの差がどう出るかですよね。アスカさんがすごいのは、自分で納得がいかない試合をした時は徹底的に反省して、次回は絶対に同じ間違いをしないところ。これまでにないハイレベルな戦いになるでしょう。

 ――勝者が進む道は

 カイリ WWEは年末から「レッスルマニア」へ向けた戦いが、もう始まるんです。勝った方が1月の「ロイヤルランブル」でも主役を奪うだろうし、祭典でも女子の頂点の戦いに臨むと思う。

 ――男子はWWE王者ドリュー・マッキンタイア(35)とユニバーサル王者ローマン・レインズ(35)が対決する

 カイリ ドリューはひと言で言って「ザ・マジメ」。寡黙な人で移動中とかいつも本を読んだり、音楽を聴いている。レスラー特有の「自分が自分が」という部分が全然ない。だから苦労したのかな。口数は少ないけど、みんなの頼れるお兄さんという感じです。

 ――レインズは

 カイリ 打ち上げで皆で飲んでいても、顔は出すけど端っこでいつも一人で飲んでいる印象。話しかければ答えるけど、孤高の人という印象が強い。たたずまいからしてスーパースターですよね。全身から放たれるオーラが半端じゃない。技だってスーパーマンパンチとかスピアーとかごくシンプルなのに、ぞくぞくするほどかっこいい。

 ――勝者は

 カイリ こちらも全然予想が立ちません。ドリューに勝ってほしいけど、全くの互角勝負になると思います。皆さんの目で見届けてください!


【その他の注目カード】カイリはその他の注目カードにブランド対抗女子5対5イリミネーションマッチを挙げた。昨年大会はNXT軍を加えた3WAY戦で、カイリはチーム・ロウの一員として出陣した。

 今年はロウ軍がWWE女子タッグ王者のナイア・ジャックス(36)とシェイナ・ベイズラー(40)、ラナ(35)、レイシー・エバンス(30)、ペイトン・ロイス(28)の5人。対するSD軍はビアンカ・ブレア(31)、ルビー・ライオット(29)、リブ・モーガン(26)に加え、20日大会で残り2枠が決まる。

 カイリは「一番大事なのは突出した実力者よりチームワークです。私たちは去年、シャーロット(フレアー)が個人プレーに走って負けちゃいましたからね」と分析。内紛が続くロウ軍よりもSD軍が有利と占った。

「サバイバー・シリーズ」は日本時間23日、WWEネットワークで配信される。