【WWE】WWE王者オートンに苦難 ミズがキャッシュインも王座戦は成立せず

2020年11月03日 12時32分

ミズ(右)がまさかのキャッシュイン(2020 WWE.Inc.ALL Rights.Reserved)

 

【フロリダ州オーランド2日(日本時間3日)発】WWEのロウ大会が配信され、冒頭でWWE王座戦が緊急開催される大ハプニングが起きた。

 オープニングに登場した〝毒蛇〟こと新WWE王者ランディ・オートン(40)は「14回目のWWE王座奪取を果たして史上最強は俺であることを証明した。ローマン・レインズ、ザ・フィーンド(ブレイ・ワイアット)、そしてドリュー・マッキンタイア、誰でもこのベルトを奪いに来い!」と宣言した。

 しかし登場したのはワイアットに洗脳された〝小悪魔〟アレクサ・ブリス(29)。さすがに毒蛇は当惑の表情を隠せない。数分間、無言だったアレクサは「彼はここに来るわよ」とひと言。照明が不気味な赤に転じるとオートンはうろたえてワイアットの姿を探す。

 しかし照明が戻ると登場したのは前王者のマッキンタイアだった。クレイモア(ランニング式シングルドロップキック)一撃で王者をKOして「必ずベルトを奪い返してお前を地獄に落とす!」と大の字の毒蛇の耳元でささやいた。

 波乱は続く。ここで10月25日「ヘル・イン・ア・セル」でオーティス(28)から「いつでもどこでも王座に挑戦できる権利証」が入ったブリーフケースを奪取した新ミスター「MITB」のザ・ミズ(40)が相棒のジョン・モリソン(41)と猛ダッシュでリングに飛び込み、キャッシュイン。レフェリーも認めて急きょ王座戦のゴングが鳴らされた。

 そのままカバーすれば3カウントは必至の状況だったが、何とマッキンタイアがミズのフォールを妨害。タックルで場外に叩き落とし、モリソンも場外に放り投げたため、試合は成立せずに終わってしまった。思わぬ格好でライバルに救われた毒蛇だが、マッキンタイアにしてみれば「王座を奪い返すのは俺」の思いが強かったのだろう。

 また第4試合後のワイアットのコーナー「ファイアフライ・ファンハウス」ではオートンが過去にワイアット一家の秘密のアジトに放火したVTRが上映され、素顔のワイアットは「彼(悪魔)は決して忘れないだろう…」と真顔で語った。直後には隣のアレクサの表情が悪魔のように一転、口から赤いジェローム状の液体を吐き出す実に不気味な光景も展開された。姑息なミズの策略からは逃れたものの、悪魔のロウ移籍で新WWE王者オートン苦難の日々は続きそうだ。