【WWE】NXT王者ベイラーがオライリーとの激戦制して防衛も…ホランド登場で風雲急

2020年10月05日 11時24分

激闘を制したNXT王者のフィン・ベイラーはカイル・オライリー(左)の健闘をたたえ、握手を求めた(2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州オーランド4日(日本時間5日)発】WWE・NXTの「NXTテイクオーバー31」が配信され、NXT王者のフィン・ベイラー(39=プリンス・デヴィット)がカイル・オライリー(33)の挑戦を退けて防衛に成功した。

 序盤はオライリーが徹底的な関節攻撃で難攻不落の王者を崩しにかかる。さらには強烈なエルボー連打からダブルアーム式DDT連打。クラッチを離さない荒技に、さすがのベイラーも3カウントを奪われそうになった。

 それでもローリングソバットを相手のボディーに的確に突き刺してペースを奪い返す。この一撃は効いた。王者はキック、逆水平を乱れ打ち。ラクダ固めから背中へのヒザ蹴りなどでオライリーを防戦一方にさせた。

 それでもスリングブレイドに耐えたオライリーが、王者の左ヒザへジョン・ウーを発射。ニークラッシャーからヒザ固めを決める。ここは王者が耐え抜いて、逆にテキサス四つ葉固めで締め上げた後、残酷な後頭部へのストンピングを連射し続けた。

 さらにベイラーはペレキックを放つも、オライリーも居合抜きのラリアートで反撃。ニーリフト、脳天砕きからの逆十字と余力のすべてを注ぎ込んで王座奪取に執念を見せる。だが王者は強引に腕をぶっこ抜くと、必殺の1916(ブラディ・サンデー)からクー・デ・グラ(ダイビングフットスタンプ)を狙う。ダイビング弾は挑戦者が回避すると、逆に王者の左ヒザ裏へダイビングニーを決め、裏ヒザ十字固めでタップを奪いにかかった。

 形勢は完全に五分に戻った。王者は左ヒザの痛みに耐えながら、フットスタンプ連打。顔面へのニーとジャーマンで返す挑戦者。ダブルダウンの状態から、先に立ち上がったのはベイラーだった。

 口から出血しながらも意を決したように、必殺のクー・デ・グラ一撃。これは完璧に決まって3カウント。予想以上の激闘を制して、ベイラーが王座防衛に成功した。試合後、両雄はガッチリと握手。場内に「NXTコール」が巻き起こる名勝負だった。

 しかし、その直後に元NXT・UKのリッジ・ホランド(32)がリングサイドに登場。失神状態となったオライリーが所属するジ・アンディスピューテッド・エラのメンバー、アダム・コール(31)をリングサイドに投げ捨てて無言で去った。NXT王座戦線に新たな展開が起きそうだ。