2日に配信されたWWE・NXT大会で、KUSHIDA(37)が「NXTテイクオーバー31」で対戦する因縁のベルベティーン・ドリーム(25)に対し「踏み台にさせてもらう」と勝利宣言。トニー・ニース(35)とのシングル戦ではタップ勝ちして大一番へ弾みをつけた。

「NXTテイクオーバー31」を前にインタビューを受けたKUSHIDAは「このアメリカへの移住は自分の中で大きな事件。なかなかチャンスが巡ってこない、ベルトにも絡めない、ケガもしましたし、自分の中でジレンマ、焦り」とWWEでの苦労を語った。

 続けて「テイクオーバーですべてを爆発させたいなと思っている。ベルベティーン・ドリーム、お前を踏み台にさせてもらう。そしてNXTのメインストーリー、中心に躍り出てやる。新しいKUSHIDAは凶暴だぞ! 行くぜテイクオーバー! イェーイ」と因縁のドリームとの対戦に勝利して、自身のターニングポイントとすることを誓った。

 この日はトニー・ニースとのシングル戦に臨み、アームブリーカーやフットスタンプの連打を放ってニースを圧倒。最後は必殺のホバーボードロックでニースを捕まえるとそのまま締め上げてタップ勝ち。試合後には会場ビジョンに現れて挑発するドリームをにらみつけて闘志を燃やした。

 KUSHIDA対ドリームの一戦が行われる「NXTテイクオーバー31」は4日(日本時間5日)にWWEネットワークで配信される。