配信されたWWE・NXT大会で、空位となったNXT王者決定戦が、ジョニー・ガルガノ(33)、トマソ・チャンパ(35)、フィン・ベイラー(39)、アダム・コール(31)の元NXT王者4人による、史上初の4WAY60分アイアンマン戦方式で行われた。
60分内で最も多くの勝利を収めた者がNXT王者となるこの王座決定戦で、開始25分にベイラーがクー・デ・グラ(ダイビング・フット・スタンプ)でコールを仕留め先制。続いてチャンパがウィローズ・ベル(変型DDT)からフェアリーテール・エンディング(変型フェースバスター)でベイラーをダウンさせるも、ガルガノが隙をついてフォールの横取りに成功。
するとコールがガルガノにパナマ・サンライズ(フリッピング・パイルドライバー)を決め、3人が1フォールずつに。負けられないチャンパも37分にフェアリーテール・エンディングでコールから3カウントを奪取し、試合は振り出しに戻った。
その後も一進一退の攻防が続く中、チャンパがガルガノにエア・レイド・クラッシュ(バックフリップ)を放ったところで、ベイラーがチャンパにクー・デ・グラを決め、残り20秒で3カウントを奪取した。
これで勝負あったかに思われたが、コールが執念のラストショット(シャイニング・ウィザード)をベイラーに叩き込み、試合終了ギリギリで勝利。これによりベイラーとコールの2人が2勝タイで並んでしまう。
試合後、リング上でどちらが王者か言い争うベイラーとコールの前にウィリアム・リーガルGM(52)が登場すると、次週のNXTで王者を決める2人の直接対決を言い渡した。
来週のNXTも通常より早まり、日本時間10日午前11時からWWEネットワークでVOD配信となる。