【WWE】エースのローマン・レインズがユニバーサル王座奪還も悪の道へ!

2020年08月31日 13時14分

悪に転じたローマン・レインズはユニバーサル王座を奪還した。右はポール・ヘイマン(©2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州オーランド30日(日本時間31日)発】WWEのPPV大会「ペイバック」が開催され、「サマースラム」で約4か月ぶりに電撃復活を果たしたエースの〝大型犬〟ことローマン・レインズ(35)が、WWEユニバーサル王者の〝ザ・フィーンド(悪魔)〟ことブレイ・ワイアット(33)、〝巨獣〟ブラウン・ストローマン(36)と「ノー・ホールズ・バードマッチ」(反則裁定なし。決着はリング内)のトリプルスレッド戦で激突。二転三転の末、レインズが新王者となった。

 レインズは先週のスマックダウン大会で〝ビースト〟ことブロック・レスナー(43)の代理人で悪名高きポール・ヘイマン(54)と急接近。エースらしからぬ不遜な態度を見せると、王座戦の調印証サインも保留する謎の行動で、ユニバース(WWEファン)からは正義の味方・レインズの今後を案じる声が噴出していた。

 試合はまず漆黒の闇の中からワイアットが、人形の首とベルトを持って不気味に登場。場内の照明がつくと早くもストローマンが待ち受けていた。巨獣はビッグブーツからパワースラム、ワイアットもスピアーからシスター・アビゲイルで反撃する。場外では実況席にチョークスラム。悪魔のハンマーを持ち出すも、巨獣はイスを投げつけて迎撃した。

 この間、バックステージでは、ワイアットの唯一の理解者とされる〝小悪魔〟アレクサ・ブリス(29)が長い髪の毛をいじりながら心配そうにモニターを見つめていた。2人に何か進展はあったのか…。

 それでも悪魔はハンマーを乱打すると、スチール製階段で一撃。沼地の奥の謎の両生類のような不気味な笑い声を上げる。そしてワイアットが雪崩式ブレーンバスターで巨獣を投げ捨てると、まさかの大ハプニングが。コーナー4本が傾いてロープが外れ、リングがほとんど崩壊してしまったのだ。

 衝撃は続く。何とこの波乱に乗じてレインズが登場。ステージ上でヘイマンが持っていた調印証にサインするや、イスを持ってリングインした。両雄が戦い疲れるのを待っていたのか? かつてのエースとは思えない卑劣な行動だ。

 大型犬はイスでまず巨獣をメッタ打ちに。ムクリと蘇生したワイアットがマンディブルクローを狙うと、何とレインズはまさかの急所蹴りを見舞う。場内は大ブーイングだ。王者を場外に落とすと、そのままストローマンにスピアーを決めて3カウントを奪取。登場からわずか2分強でベルトを奪還した。

 しかしヘイマンを横にベルトを掲げたレインズには嵐のようなブーイングが飛ぶ。感動の復活劇からわずか1週間。正統派エースの誇りを捨ててしまったレインズは、どこへ進もうとしているのか――。

 またUS王座戦は、ボビー・ラシュリー(44)が王者アポロ・クルーズ(33)のジャーマン連打に苦しむも、最後はフルネルソン固めでタップを奪い、新王者となった。