【WWE】WWE王者マッキンタイアは毒蛇オートンに辛勝防衛

2020年08月24日 15時14分

難敵オートンを撃破して防衛に成功したマッキンタイア(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州オーランド23日(日本時間24日)発】WWE真夏の祭典「サマースラム」が開催され、WWE王者のドリュー・マッキンタイア(35)が、レジェンドキラーの〝毒蛇〟ランディ・オートン(40)に辛勝。王座防衛に成功した。

 開始早々はリングを下りて周囲を歩き王者をじらした毒蛇だが、2分を過ぎるや一気にRKO狙いの短期決戦に出る。王者はそのつど未然に防ぐも、3分過ぎまでオートンが放ったRKOの回数は実に3回にも及んだ。

 オートンは王者をコーナーに衝突させてペースを握ると、実況席に叩きつけて場外ブレーンバスター。残忍な毒蛇はほとんどチョークのスリーパーで絞め上げる。さらには徹底した顔面への踏みつけ攻撃。しかし王者はオートンの左ヒザに的確な攻撃を浴びせ、スパインバスターで何とか劣勢から脱した。

 さらにはオートンがパントキックで葬った〝狂乱の貴公子〟ことレジェンドのリック・フレアー(71)のカタキを討つかのように、フレアーの必殺技・足4の字固めを完璧に決める。毒蛇は左ヒザを押さえ、明らかに動きが悪くなった。

 王者は一気にフロントスープレックスで投げ捨てると、最上段からフォアアーム。さらには雪崩式スープレックスからフューチャーショックDDT(ダブルアーム式スナップDDT)、グラスゴー・キス(顔面への頭突き)の波状攻撃だ。

 だが額から流血したオートンがここから反撃に出た。エレベーテッド式DDTから全身に異様な殺気を漂わせて必殺のパントキックを狙う。ここは王者が何とか先に体を入れてパワーボムで返す。直後のクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)をかわしたオートンはRKOを狙うが、まさかの結末が待っていた。

 王者は196センチの巨体をオートンの背中にピタリ合わせると、そのまま逆さ押さえ込み。まさかの固め技で3カウントを奪ったのだ。豪快な大技を得意とするマッキンタイアらしからぬエンディングではあったが、お互いに死力を尽くした後だっただけに、策を選んでいる余裕はなかった。オートンも場外でぐったりしたまま、妙に納得した表情でうなずいた。

 最大の難敵を退けたマッキンタイアだが、オートンとの再戦、あるいは新たな難敵が現れることは間違いない。長期政権を歩み始めた正統派王者が、名王者へと進化を遂げそうだ。