【WWE】イオが語るNXT女子王座の重みと誇り「防衛を続けて日本のファンに元気な姿を見せたい」

2020年08月20日 06時00分

愛猫のペタを抱き上げるイオ(C)2020 WWE,Inc.All Rights Reserved.

 米WWEでNXT女子王座を保持する〝暗黒の逸女〟紫雷イオ(30)が、ビデオ通話による本紙インタビューに応じ、「NXTテイクオーバーXXX」(22日=日本時間23日)でダコタ・カイ(32)との王座戦を控えた心境を語った。米国マットを離れたカイリ・セイン(31)と日本人女子トップを走り続けるアスカ(38)への思い、そして今後の目標とは――。

 ――王座戦が迫った

 イオ:PPVとしては(6月7日の)初戴冠から次の大会になる。前回はベルト奪取という形でしたけど、今回は防衛してWWEユニバース(ファン)、NXTファンを熱狂させたいです。

 ――因縁深い相手だ

 イオ:タッグを組んだ時期もあったけど、豹変して私のことをつけ狙うようになってきた。個人的な思い入れがある選手です。日本でも対戦したことがありますし。お互いの立場、人間模様が変わって大きい舞台で当たるのは感慨深いです。

 ――王者になり変化は

 イオ:忙しくなったり、注目度も上がりました。私が今、NXT女子の顔なので。時にはハッタリでもいいからドヤ顔で堂々とやってます。

 ――スターダム時代も王者として業界をけん引した

 イオ:あれがあるからこそ今に生きるなっていうのもあります。ただ、米国に来て2年間は環境に慣れることに時間を費やしていた部分はあるので…。あと日本とは重圧の大きさが違うかな。日本が軽いということを言いたいのではなくて、選手数がとてつもなく多いし、別のブランドからも(ベルトを)取ったり取られたりするわけですから。異国の地ということもありつつ、価値ある重みを実感してます。

 ――盟友のカイリが米国を離れた

 イオ:毎日のように顔を合わせて家族のように励まし合っていたのが、彼女も彼女の道を追い求めていった。日本だったらすぐ切り替えられるんですけど、どうしても異国の地でかけがえのない存在なので…。寂しかったりで、一瞬ぐっと心が揺らいだりしました。

 ――〝カイリロス〟が

 イオ:でもやっぱりタイトルは手元にありますし、期待してくれる人がいるので、感傷的になりすぎないようにします。彼女は常にポジティブな言葉を投げかけてくれるので、「イオさんなら大丈夫。ずっと応援してます」って言ってくれて。

 ――アスカが「サマースラム」(23日=日本時間24日)でロウ女子王座とスマックダウン女子王座の2連戦に臨む

 イオ:もちろん刺激になります。でも自分も日本でやってきた実績がありますし、アスカさんとは違う責任というか、東スポさんからいただいた賞(東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」で女子プロレス大賞を3年連続受賞)にも恥じないように。1回、NXTのリング上で一緒になりましたけど、ストーリーがつながっていくかもしれないので楽しみなことはたくさんありますね。

 ――今後の目標は

 イオ:タイトルが目標だったので、それが実現した今ですから、防衛することでインパクトを残していくことが一つ。あとは凱旋試合が今年の夏にあっただろうし…。

 ――コロナ禍で7月の日本公演が中止になった

 イオ:日本大会があればNXTの王者として横浜アリーナのリングに立ってたと思うんですよね。なくなってしまって、がっかりしているファンの方もいると思う。WWEに来てから、まだ日本では生で自分の元気な姿を見せられていないので、それも大きな目標です。それまで防衛? そうですね、そうしましょうか(笑い)。