【WWE】アスカ様が8・23「サマースラム」で王座奪還宣言も…2冠王ベイリー戦を課される 女子戦線は混沌

2020年08月04日 12時24分

アスカは宿敵シェイナ・ベイズラー(左)からロウ女子王座奪取を託された(©2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州オーランド3日(日本時間4日)発】WWEのロウ大会が行われ、ロウ女子王座奪還に失敗したばかりの〝女帝〟ことアスカ(38=華名)が、早くも真夏の祭典「サマースラム」(8月23日)での王座奪還を宣言。各トップ選手の思惑が交錯して、ロウ女子戦線に新たな波が生じた。

 先週大会では〝ザ・ボス〟ことサーシャ・バンクス(28)との王座決定戦に臨むも、米国を離れるカブキ・ウォリアーズの盟友で〝海賊姫〟ことカイリ・セイン(31=宝城カイリ)を救出するため、試合を放り出してしまいリングアウト負け。サーシャとWWE女子タッグ王座を保持する2冠王のスマックダウン女子王者ベイリー(31)の術中にはまる無念の結末となった。

 王者組は第1試合後にバックステージで自主制作したプロモーションビデオを流し、ベルトを誇示しながら自画自賛を始めた。ところがビデオが中断すると、怒りに震えるアスカの姿が映像に登場。女帝は「何やってんのじゃ、コラ。しばいたるぞ! サーシャ、必ずリベンジするからな!」と改めて奪還を誓った。

 お祭り騒ぎを強制終了させられたサーシャとベイリーは半狂乱になって「何よ、これ! 聞いてないわ」と怒り出す。するとその場に〝スペードの女王〟こと元NXT女子王者シェイナ・ベイズラー(39)がフラリ現れて「お前ら、バカやってんじゃないよ」と吐き捨てるや、強烈な右ストレートでサーシャをダウンさせてしまった。

 この展開を受けて第4試合では急きょ両者のシングル戦が実現。元UFC戦士のシェイナは、サーシャの華麗なレスリングにつき合うつもりは毛頭なく開始からバックを取り続け、人間風車で投げ捨てると一気にアームバーを決める。ベイリーの介入で難を逃れたサーシャは必殺のバンク・ステートメントで捕獲。しかしシェイナは逆に強引なスープレックスで投げ捨てる。

 その瞬間だ。全身に怒りをたぎらせたアスカが猛ダッシュでリングへ。先週大会のうさを晴らすように、コーナー下のベイリーに豪快なキックを決める。その瞬間、無効試合のゴングが鳴らされた。驚いたサーシャはベルトを抱えて逃走。女帝はリングに上がると「どうじゃ、コラ!」と勝ち誇った。

 アスカは「カイリはもうここにはいない。だけどアスカ様はここにいる。サーシャもベイリーもここにいる。サマースラムでリマッチや!」と真夏の祭典での王座戦を要求。盟友カイリの米国離脱により自らの奮起を促した感が強い。

 ここでシェイナが歩み寄り「あんたがロウ女子王座を取り戻すことを信じてるよ。そしてそのベルトをあんたから引っぺがすのは、このあたしだ」とめずらしく笑みを浮かべてアスカの王座奪還を後押ししつつ、次期挑戦者に名乗り出た。

 ところがステージに舞い戻ってきた王者サーシャの回答は意外なものだった。「何を言っているの? サマースラムで戦いたけらば、ここにいる私の親友ベイリーに勝ってからいらっしゃい。あなたたち残念でした~」と盟友の2冠王との対戦を指令したのだ。唐突すぎる言葉にベイリーも当惑の表情を浮かべるのみだった。この発言により来週大会でのアスカ対ベイリーが緊急決定した。

 アスカの再挑戦宣言とシェイナの王座戦線復帰、そして王者のかく乱行動…。真夏の祭典の王座戦の行方は、青空の向こうに消えてしまったかのような展開となってきた。

 また先週大会でシェイナと乱闘を繰り広げ、パット・バックプロデューサー(35)に暴行を加えたザ・ロック様こと俳優ドウェイン・ジョンソン(48)のいとこでWWE一の大女ナイア・ジャックス(36)が、行為の正当性を主張するも再度パットに暴行。無期限出場停止を通告されるハプニングも起きた。

 女子タッグ戦線ではかつてネオパンク女子集団ライオット・スクワッドを率いていたルビー・ライオット(29)が離反していたリブ・モーガン(26)に涙の謝罪。2人は騒音美女軍団アイコニックス(ビリー・ケイ、ペイトン・ロイス)を一蹴して、和解を果たした。

「サマースラム」は日本時間8月24日、WWEネットワークで配信される。