配信されたWWE・NXT大会で、史上初のNXT王座&NXT北米王座の2冠王者キース・リー(35)が北米王座返上を発表した。

 リーは「私は機会を活かして王座を掴んだ。皆が私と同じ機会を得られるように北米王座を返上する」と自身の王座への道のりを話しながら理由を説明すると、これを受けたウィリアム・リーガルGM(52)は「NXTテイクオーバー:30」で行うNXT北米王座決定ラダー戦と、その予選としてトリプルスレット・シリーズ戦を行うことを決定した。

 この日行なわれた予選ではロデリック・ストロング(36)、ジョニー・ガルガノ(32)、ブロンソン・リード(31)の3人が激突すると、ガルガノがスリングショットDDTをストロングに決めたところで、リードが横取りするようにフロッグスプラッシュをストロングに叩き込んで3カウント。リードが激闘を制してNXT北米王座決定ラダー戦の出場権を獲得した。

 さらに次週の予選に出場するフィン・ベイラー(38)は「俺が王座を奪取する。俺と対戦することになったデクスター・ルミスとティモシー・サッチャーは気の毒だな」と早くも王座奪取を宣言した。

 NXT北米王座決定ラダー戦が行なわれる「NXTテイクオーバー:30」は8月22日(日本時間23日)にWWEネットワークで配信される。