【WWE】アスカは大女ナイアと無念の両者リングアウト防衛!

2020年06月15日 10時45分

アスカはナイア(左)にヒップアタックを見舞う(C) 2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州オーランド14日(日本時間15日)発】WWEのPPV大会「バックラッシュ」が開催され、“女帝”ことロウ女子王者アスカ(38=華名)は、ザ・ロック様こと俳優ドウェイン・ジョンソン(48)のいとこでWWE一の大女ナイア・ジャックス(36)の挑戦を受けるも、無念の両者リングアウト。防衛には成功したものの、さらに遺恨を深める結果となった。

 アスカは開始と同時に小刻みなパンチや裏拳で先手を取り、ナイアが投げ技に出るとアームバーを決めて体の重心を落として耐え抜いた。それでも大女の一撃一撃は強烈で、頭突きやボディースラム、スパインバスターなどの単純な力技で女帝のスタミナはじわじわと奪い取られていった。

 作戦を切り替えたアスカは飛びつき式のフロントネックロックで絞め上げるが、そのまま抱え上げられ脳天砕きで叩きつけられてしまう。それでも裏拳連打から閃光魔術弾で流れを戻すと、コーナーから走り込んでのミサイル弾とヒップアタック。低い位置からの攻撃でナイアを切り刻みに出るが、ハイアングルパワーボムで返されてしまう。

 流れを変えようとしたアスカはコーナー上へ。大女に追いかけられるとそのまま最上段でアームバーを決め、悲鳴を上げたナイアとリング下へ転落した。アスカはここぞとばかり場外でアームバーを決める。怒ったナイアは強引にほどくと場外での殴り合いに。興奮する2人の耳にレフェリーの声は届かなかった。8分23秒、カウント10が数えられて両者リングアウトの裁定が下される。アスカはカウント9で気づきリングに滑り込んだが、時すでに遅かった。

 納得のいかない内容とはいえアスカは王座防衛に成功。ナイアは憎悪に満ちた表情でベルトを手に引き揚げる女帝の背中をにらみつけた。もちろん大女がこのまま黙っているはずもないだろう。

 この日は姿を見せなかったものの、8日ロウ大会では、ナイアに襲撃されたスキに“女王様”こと前NXT女子王者のシャーロット・フレアー(34)にフォールを奪われている。女王様がこの結果に黙っているはずもなく、王座をめぐる“3強”の争いはますます過熱しそうだ。

 WWE女子タッグ選手権は、王者のSD女子王者ベイリー(30)、サーシャ・バンクス(28)組が、前王者のアレクサ・ブリス(28)、ニッキー・クロス(31)組、アイコニックス(ビリー・ケイ、ペイトン・ロイス)とのトリプルスレッド戦を制して防衛に成功した。

 全チームが同王座経験者という一戦は、6人が一度に入り乱れて動き回る大混戦に。当然、王者組は他の2チームの標的となる。最後は王者組を場外に落とすと、ニッキーがアイコニックスをまとめて抱え上げて回転ブリーカーで倒すや、すかさず相棒のアレクサがペイトンにツイストブリス(旋回式ボディープレス)を決めた。

 完璧に3カウントのタイミングだったが、ここで場外からサーシャがスルリと生還。アレクサを押しのけるとそのままペイトンを固めてフォールを強奪した。試合巧者ぶりを見せつけたベイリーとサーシャは、いよいよ長期政権確実となってきた。