配信された米WWE・NXT大会で、KUSHIDA(36)が暫定NXTクルーザー級王座トーナメントのグループA・3戦目でドレイク・マーベリック(37)と対戦した。

 KUSHIDAは格下のマーベリック相手にドロップキックやハンドスプリングエルボーを決めて圧倒すると、左腕を集中攻撃。さらにマサヒロ・タナカや掌底打ちから必殺のホバーボードロックで追い込むも、決め切れない。逆に試合終盤、アームバーでとどめを狙いに行ったところをマーベリックに丸め込まれて、そのまま3カウントを聞いた。

 不覚の逆転負けを喫したことでグループ・AはKUSHIDA、マーベリック、ジェイク・アトラス(25)の3人が首位タイで並び、次週のNXTで1位を決める3WAY戦が行なわれることが決定した。

 一方、“スタミナモンスター”戸澤陽(34)はグループ・Bの3戦目でエル・イホ・デル・ファンタズマと激突。これに勝利すれば1位となる試合だったが、ファンタズマのファントムドライバーで惜敗。この結果、ともに2勝1敗の成績ながらもファンタズマが直接対決に勝利したことでグループ・B首位通過となり、暫定NXTクルーザー級王座決定戦に進出することが決定した。

 惜しくも1位通過を逃した戸澤は「とにかく今は悔しい。なんとかKUSHIDAさんと日本人対決を実現させたかったんですけど、負けてしまったものはしょうがない。これからマンデー・ナイト・ロウに戻ってそこで結果残して頑張っていきたい」とコメント。帰り際にファンタズマと駐車場で健闘をたたえ合っていると、謎のマスクマン2人組に突如襲撃されるハプニングが起きた。