【WWE】AJ痛恨…MITB男子ラダー戦は伏兵オーティスが“漁夫の利”初V

2020年05月11日 12時32分

男子ラダー戦はオーティス(手前)がV。ラダー上のAJスタイルズはぼう然(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【コネチカット州スタンフォード10日(日本時間11日)発】WWEのPPV大会「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」がWWE本社で開催され、MITB男子ラダー戦(6選手参加)は伏兵のアンコ男・オーティス(28)が漁夫の利的初優勝を決めた。

 参加は墓場から生還したAJスタイルズ(42)、イエス男ことダニエル・ブライアン(37)、王様キング・コービン(35)、レイ・ミステリオ、アリスター・ブラック(34)、オーティスの6選手。試合はトレーニングルームからのスタートとなった。

 コービンとブライアンの争いでトレーニングルームのガラスが大破するアクシデントが起きるも、先週のロウ大会で奇跡の生還を遂げたAJスタイルズが一歩抜け出て階段を駆け上がる。
 しかし途中でドアを開けた部屋は、何故か自分を祭典「レッスルマニア36」で墓場に埋葬した“怪人”ジ・アンダーテイカーの安置所が…。デッドマンに葬られたトラウマが蘇ったAJはパニックとなり、一瞬だけ戦線離脱となった。

 その後、ケータリングルームに戦場が移ると、かつて全日本プロレスで活躍したジョニー・エースことWWE幹部のジョン・ロウリネイティス(57)の姿が…。しかしオールドファンが感涙に浸る間もなく、オーティスにケーキを顔面に叩きつけられて、わずか5秒で姿を消した。

 直後には不死身のAJとブライアンが殴りあいながら豪華な部屋のドアを叩き開けて入る。しかしそこは何とビンス・マクマホン会長(74)のVIPルームだったから大変だ。ビンス会長が「出て行かんか!」と一喝するや、2人は「会長、本当にすいませんでした…」と乱れたイスをセットし直し、直立不動で一礼して退室した。

 ドアを閉めると「お前のせいで怒られたじゃないか…」と校長室に入ってしまった中学生のように罪をなすりつけ合いながらも、思い出したように殴り合いが再開した。

 その合間を縫うようについにコービンが屋上にたどり着きラダーを駆け上がる。しかし女子ラダー戦を制したアスカ(38=華名)に「邪魔じゃ、コラ!」と突き落とされてしまう。次に到着したオーティスがラダーを上ろうとするも、155キロの体重が重すぎてラダーが折れてしまう。ここでブライアンの追撃を振り切ったAJがリングイン。闇夜のラダー上にはAJと王様、下からアンコ男が地団駄を踏んで見上げるという異様な光景となった。

 ここでまさかの乱入者が現れる。コービンに嫌がらせを受け続けている孤高のギターマン・アライアス(32)だ。アライアスはいつもの恨みを晴らすかのように王様の背中へ痛烈なギターショット一撃。その間にAJがブリーフケースをゲットするが、何と手から滑り落としてしまう痛恨のミスを犯してしまう。

 天から落ちてきたケースをオーティスはノーバウンドでナイスキャッチ。労せずしてブリーフケースを手中にして次期王座挑戦権をゲットした。

 まさかの初優勝を果たしたオーティスは「オー・イエー! やったぜマンディ!」と映画「ロッキー」のエンディングのように恋人の“ビキニ女王”マンディ・ローズ(29)の名前を叫んで感涙にむせた。

 しかし横ヤリを入れられたコービン、寸前で大魚を逃したAJが反発に出ることは必至。次期王座挑戦権をめぐる新たな争いが勃発しそうだ。