【WWE】マッキンタイア 祭典一夜明けでWWE王座初防衛「王者に休息ない」

2020年04月07日 14時17分

新WWE王者のマッキンタイア(左)はビッグ・ショーを撃破して初防衛に成功した(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州オーランド6日(日本時間7日)発】史上初の無観衆試合となった祭典「レッスルマニア36」(4日~5日)から一夜明けたこの日、ロウ大会が開催され、前夜(5日)に“ビースト”ことブロック・レスナー(42)を撃破して大殊勲のWWE王座奪取を決めた大器ドリュー・マッキンタイア(34)が、早くも初防衛に成功した。

 番組の最後に登場した新王者は感無量の表情でインタビューを受けると「レスナーに何度もF5を浴びたが、俺は絶対に諦めず何度も立ち上がった。俺は若い時期、野良犬のようなどん底の生活も味わってきた。しかし頂点を目指すことだけは絶対に諦めないで生きてきた。だからベルトは今、ここにある。俺がWWEチャンピオンのドリュー・マッキンタイアだ!」と堂々胸を張った。

 そこに盟友の“大巨人”ビッグ・ショー(48)がレフェリーと一緒に現れる。大巨人は満面笑みで「やったな!」と祝福すると、こう続けた。「だけど王者に休息はないんだ。この会場にいる誰もがお前のベルトを狙っている。どうだい、今ここで俺が挑戦しようじゃないか。今のお前の目からは昔のようなギラギラした輝きが消えてしまったぜ? 何の怒りも感ない。今のお前の目は死んでいるぜ!」

 そして新王者のほおに強烈なビンタを一撃。ここで明らかにマッキンタイアの目の色が変わった。要するに「浮かれているな。大変なのはこれからだ」という大巨人なりの思いやりだったわけだ。

 急きょ初防衛戦のゴングが鳴らされ、新王者はまずパンチの嵐を叩き込んで先制するも、大巨人のタックル、背中のハンマーに大苦戦。「どうした。それでもお前はチャンピオンなのか?」とゲキを飛ばされながら背中を踏みつけられた。

 さらには豪快なスラムからギロチン式ラリアート。トップロープで大きく反動をつけての圧殺弾を浴びて大ピンチを迎えた。その後も大巨人はチョップとボディーブロー、強烈なボディースラムで圧倒する。過去6度も主要シングル王座に就いた大巨人ならではの“英才教育”だ。

 しかし5分過ぎにようやく新王者が反撃。チョークスラムをしのぐと213センチ、193キロの大巨人をボディースラムで投げ捨てる。最上段からのフォアアームはチョークスラムで返され大ピンチを迎えるも、直後に必殺のクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)一撃。快挙からわずか一夜、マッキンタイアが電撃的に決定した初防衛に成功した。

 今後はレスナーを筆頭に強力挑戦者が続々と登場することは確実。快挙を達成したマッキンタイアにとっては、大巨人の友情に応え、改めて気を引き締めさせられた初防衛戦となった。