【WWE】王座陥落のアスカが再起ロード快勝発進

2020年04月07日 14時15分

アスカ(下)はローガンをアスカロックで一蹴した(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州オーランド6日(日本時間7日)発】史上初の無観衆試合となった祭典「レッスルマニア36」(4~5日)から一夜明けたこの日、ロウ大会が開催され“女帝”ことアスカ(38=華名)が早くも再起への一歩を踏み出した。

 アスカは4日(日本時間5日)大会でカイリ・セイン(31=宝城カイリ)とのカブキ・ウォリアーズでアレクサ・ブリス(28)、ニッキー・クロス(30)に敗れ、約半年間守り抜いたWWE女子タッグ王座から陥落。祭典直後のこの日の大会では第1試合に登場し、元ネオパンク女子集団ライオット・スクワッドのメンバー、リブ・モーガン(25)と対戦した。

 リブは3月8日「エリミネーション・チェンバー(EC)」の女子EC戦でアスカとともに6人のメンバーに入った実力者。再起戦には十分過ぎる相手だった。

 開始からヒップアタックで先制すると、リブのハイキックも巧みなディフェンスで回避。最後は必殺のアスカロックで完璧に葬った。今後はカイリとのカブキ・ウォリアーズでタッグ王座奪還を目指すのか。それともかつてスマックダウン女子王座を保持した時期(2018年12月~19年3月)のように再度シングル王座戦線に打って出るのか。女帝の再起ロードに注目が集まる。

 さらにはこの日、昨年4月に両ヒザの手術を行ってから約1年間の長期欠場に入っていたWWE女子きっての巨体ナイア・ジャックス(35)が待望の復帰。スターダムにも来日経験のある“米国の女藤原喜明”ことディオナ・プラゾ(25)と対戦した。

 183センチ、123キロの巨体は若干スリムになっていたものの、相手を完全に見下したナイアはいきなり顔面に張り手を叩き込んでリストクラッチ式ラリアート3連打。最後は「バイバ~イ」と残酷な口調で終焉を告げると強烈なサモアンドロップ一撃。念を押すように両脚を抱え込んでのDDTでトドメを刺した。

 ナイアはかつてアスカと壮絶な抗争を展開しており、特に18年2月25日「エリミネーション・チェンバー」でのシングル戦ではアスカが辛勝したものの、ナイアのベストバウトと今でも評価が高い。しかもこの試合前にアスカは象徴である能のお面をナイアに踏みつけられて割られる遺恨も残している。抗争が再燃しても不思議ではない。

 また新NXT女子王者となった女王様ことシャーロット・フレアー(34)も登場し「(前王者の)リア・リプリーが望むなら何度でもチャンスをあげましょう。私はあなたたちの誰もが挑戦してきても逃げませんわ。なぜなら私は女王様だから。Woooo!」とゴージャスな胸を張った。

 さらに“ザ・マン”ことロウ女子王者ベッキー・リンチ(33)をあと一歩まで追い込んだ元NXT女子王者シェイナ・ベイズラー(39)も「勝者には歓喜がある。だけど敗者には屈辱しかない。この気持ちは絶対に忘れない。今度はあたしがベッキーに屈辱を味わわせる番だよ」とリベンジを誓った。祭典からわずか一夜、WWEの女子戦線は新局面に突入した。