【レッスルマニア】サミ・ゼイン 中邑らのアシストもありIC王座防衛

2020年04月05日 12時42分

サミ・ゼイン(中央)の防衛をアシストした中邑真輔(右)はしてやったりの表情を浮かべた。左はセザーロ(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州オーランド4日(日本時間5日)発】世界最大のプロレス団体WWEの祭典「レッスルマニア36」は史上初めて無観客で開催され、“黒いロックスター”中邑真輔(40)のマネジャー役でインターコンチネンタル王者サミ・ゼイン(35)は、“イエス男”ダニエル・ブライアン(38)を姑息な策略で退けて防衛に成功した。

 ゼインには中邑、セザーロ(39)が、ブライアンにはドリュー・グラック(32)がセコンドに就いたものの、残念ながらグラックはほとんど戦力にならず、事実上の3対1のハンディキャップ戦なった。

“米国の外道”ことゼインはのらりくらりと相手のタイミングを外し、延々と3人で作戦会議を始めてしまう。さらにはリング周囲を猛スピードで逃げ回り、怒ったブライアンが追いかけると、そのたびに中邑、セザーロが仁王立ちして“鬼ごっご”を邪魔してしまう…。

 さすがに怒ったイエス男は場外で中邑とセザーロをバリケードに叩きつけて蹴散らすと、ゼインにイエスキック、ニープラスを連射。不毛な勝負に一気に決めにかかった。それでも日本の外道同様、実は卓越した基礎技術を誇るゼインは、決定打を許さずにイエスロックだけは回避する。

 勝負に出たイエス男はゼインにスーパープレックスを見舞うと、コーナーから蹴りを狙ってジャンプ一番。しかし戦況をしっかり見ていたゼインはスクッと立ち上がり、イエス男の顔面にカウンターのヘルヴァキック(ケンカキック)を一撃。そのまま強引に丸め込んで頭脳的な3カウントを奪った。

 ベルトを手にステージまで戻ったゼインは中邑、セザーロと肩を抱き合って大喜び。この3人の固い結束が続く限り、ベルトを奪える人間は当分現れそうにない…。