【WWE】アスカ ナタリア倒し完全復活アピール

2020年03月10日 13時55分

アスカは前夜のショックもなくカイリ(右)と登場。復活をアピールした(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ワシントンDC9日(日本時間10日)発】WWEのロウ大会が開催され、WWE女子タッグ王者の“女帝”ことアスカ(38=華名)が、早くも祭典「レッスルマニア36」(4月5日、フロリダ州タンパ)へ向けて完全復活をアピールした。

 アスカは前夜の「エリミネーション・チェンバー(EC)」女子EC戦で前NXT女子王者シェイナ・ベイズラー(39)にTKO負けを喫し、祭典でのロウ女子王者ベッキー・リンチ(33)への挑戦権を奪われた。この日はベルトを保持する“海賊姫”カイリ・セイン(31=宝城カイリ)とのカブキ・ウォリアーズで、ナタリア(37)、リブ・モーガン(25)組と対戦した。

 前夜のダメージは全く感じさせず、アスカは妖艶に舞いながらカイリとリングイン。「アハハ~、アスカで~す」「カイリで~す」「2人合わせてカブキ・ウォリアーズで~す!」と高笑い。WWEのリングを一瞬のうちになんば花月に変えてしまった。

「アスカさ~ん、OKですか~! みんな見て~。この左腕のケガがなかったらEC戦は勝ってたのに~!」「もちろんや。なあ、誰かボコボコにしたいんやけど誰かおらんかあ! あっ、アレクサ・ブリスがおったかな?」と2人のショーは延々続く。ここで前夜のEC戦で同じくシェイナに敗れたナタリアとリブが、怒りの表情で登場して試合が始まった。

 先頭のカイリはリブを小バカにした態度でフライングメイヤーを決めて先制。しかし敵軍が大ベテランのナタリアに交代した瞬間、異変が起きる。同じくEC戦でシェイナに瞬殺されたルビー・ライオット(29)が登場。ふてぶてしくガムをかみながら、リング下で戦況を見守り始めたのだ。

 ルビーとリブは、かつてネオパンク女子集団ライオットスクワッド(RS)を組んでいたが、現在は敵対関係にある。明らかに冷静さを失ったルビーは、アスカに一方的な攻撃を許してしまう。さらにウォリアーズは小刻みなタッチでナタリアを崩しに出た。

 アスカのハイキックとかかと落としから、海賊姫が低空ミサイル弾。女帝はさらに顔面へのキックからアームバーとたたみ掛ける。ここで何と元RSのメンバー、サラ・ローガン(26)まで登場し、前夜のEC戦同様に敵意ムキ出しでルビーと大乱闘を始めてしまった。

 こうなるともはや試合どころではない。リブは試合そっちのけで遺恨深い2人に、最上段からフライングボディーアタックを放ち、乱闘に加わってしまう。

 完全に孤立したナタリアは一気に勝負を決めようと、海賊姫に回転式ラリアートを決めるや必殺のシャープシューター(サソリ固め)へ。しかしその寸前にカイリがロープに飛ばされた瞬間、アスカは巧みに背中にタッチして試合権を得ていた。猛スピードでコーナーから飛び出すや、カイリを締め上げるナタリアの側頭部に強烈なバズソーキック一撃。百戦錬磨の戦法でアスカが完璧な3カウントを奪った。

 これで祭典はタッグ王座防衛戦となることは確実。相手はこの日遺恨を残したナタリアか、あるいは自ら名前を出した前王者のアレクサ(パートナーはニッキー・クロス)か。衝撃のEC戦失神敗退からわずか24時間。転んでもタダでは起きない女帝の反撃が始まった。

「レッスルマニア36」は日本時間4月6日、WWEネットワークでライブ配信(日本語実況版付き)される。