【WWE】エッジとオートン 祭典でついに完全決着戦

2020年03月10日 13時52分

エッジはオートン(左)に制裁の逆RKOを見舞った(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ワシントンDC9日(日本時間10日)発】WWEのロウ大会で、R指定の男ことエッジ(46)が6週間ぶりに奇跡の再復活。病院送りにされた“毒蛇”ランディ・オートン(39)に制裁を加え、祭典「レッスルマニア36」(4月5日、フロリダ州タンパ)での激突は避けられなくなった。

 第5試合後、元スーパースターで現在はバックステージプロデューサーを務めるMVP(46)がリングに登場。「私は新しいユニットを立ち上げ、王座に挑戦できるような選手に協力したい。たとえばエッジのような存在だ。私が思うにだな…」と長~いスピーチを始めた。

 すると場内のタイタントロン(大型ビジョン)に、会場にリムジンで乗りつけたエッジの姿が映し出される。場内の歓声は一気に大爆発する。鬼のような形相でリングに飛び込んできたエッジは「ランディ、俺は絶対にお前を許さない。今、ここに出て来い!」と絶叫。あわてたMVPが「エッジ、ちょっと待ってくれ。それは早すぎる」と制止するが、闘志全開のエッジは止まらない。ウサを晴らすように何とMVPを強烈なスピアーでKOしてしまった。

 すると大会開始前からバックステージに控えていたオートンが背後から急襲。逆にエッジは鬼気迫る形相でおきて破りの逆RKOを決める。さらには自分が受けたようにイスを持ち出して徹底制裁を加えようとするが、危険を察知した毒蛇は即座に場外へ逃げた。

 怒りが収まらないエッジは、大の字のMVPを立たせてコブラクラッチで絞め落とすや「ランディ、これがお前の姿だ!」と絶叫。MVPをイス上へのRKOで失神させてしまった。さらには後頭部をイスで痛打。毒蛇は青ざめた表情でステージから一部始終を見守るのみだった。

 復讐の炎に包まれて奇跡の再復活を果たしたエッジの怒りは、これだけでは収まらない。引き揚げたオートンを追いかけて、バックステージまで猛ダッシュ。アナウンサーから「ランディ・オートンはたった今、車に乗ってサッサと会場を出ました」と告げられるや、カッと両目を見開き無言で天を仰いだ。

 エッジは2度に及ぶ首の手術を乗り越えて1月26日「ロイヤルランブル」で約9年ぶりに奇跡の復活。しかし、かつてレイテッドRKOを組んでいた相棒で後輩のオートンに裏切りのRKOを食らって退場した。翌日のロウ大会でもイスでメッタ打ちにされ、首を固定して再び病院送りとなっていた。

 さらに毒蛇は先週大会で、エッジの愛妻ベス・フェニックス(39)までRKO葬。R指定の男が命をかけて、制裁に乗り出すのも無理はなかった。これで祭典での対戦はほぼ確実に。9年の歳月を経て、愛憎渦巻くRKOレイテッドの完全決着戦がついに実現する。

 また前夜のPPV大会「エリミネーション・チェンバー」で電撃降臨した“怪人”ジ・アンダーテイカーに制裁されたAJスタイルズ(42)が、祭典での決着戦を要求。来週のロウ大会で調印式が行われることになった。

「レッスルマニア36」は日本時間4月6日、WWEネットワークでライブ配信(日本語実況版付き)される。