【WWE】アスカ負傷発覚!女子EC戦に暗雲

2020年03月03日 13時31分

アスカは強気にシェイナを挑発した(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ニューヨーク州ブルックリン2日(日本時間3日)発】WWEのロウ大会で、WWE女子タッグ王者の“女帝”ことアスカ(38=華名)の左手首負傷が発覚。代役出場したカブキ・ウォリアーズの相棒カイリ・セイン(31=宝城カイリ)は、前NXT女子王者シェイナ・ベイズラー(39)に完敗を喫し、次回PPV大会「エリミネーション・チェンバー(EC)」(8日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)の女子EC戦に暗雲が垂れ込めた。

 大会前にはWWEの公式サイトでアスカの負傷が発表された。ウォリアーズはいつも通りにド派手に登場したが、アスカの左手首はテーピングで固定されていた。

 それでも気丈な女帝は右手でマイクを持ち「シェイナ、お前は幸運じゃ。なぜならワシがケガしちゃったからや。カイリがワシの代わりにやったるからな! カイリ・イズ・ハングリー。今日はボコボコにやったってくれ!」と絶叫。カイリも「アハハ~。姉さん、今日は任せて~」と余裕の高笑いを決めた。

 そしてシェイナがリングイン。カイリはタックルからテークダウンを狙うも、総合格闘技出身の前NXT女子王者が完璧なディフェンスを見せる。さらにはスタンディングで右腕を取るや、海賊姫の手首とヒジの関節を同時に決めるハイレベルな技術を見せた。

 カイリも華麗なフライングメイヤーを決めるが、スライディングDはキャッチされて逆に腕を決められてしまう。何度もアスカがリング下から挑発するも、シェイナは右ローキック、スタインバスターでペースを譲らない。

 ここで一度、カイリが場外に回避してアスカに指示を仰いでからリングへ。それでもシェイナはエプロン上のミドルキックから、エグい角度で左足首をギリギリ締め上げる。顔面にハイキックを決めてダウンを奪い、勝負あったかと思われた瞬間、ロウ女子王者で“ザ・マン”ことベッキー・リンチ(33)のテーマが鳴り響いて王者が登場したから、場内には驚きの大歓声が渦巻いた。ゴージャスな黄金色の毛皮コート、頭に冠を乗せたサングラス姿でベルトを高々と掲げたベッキーは、そのまま解説席に陣取った。

 明らかにシェイナの表情に焦りが浮かぶ。チャンスとばかり海賊姫が一気に出た。蹴り連打からネックブリーカードロップ、スライディングDの波状攻撃。しかしインセインエルボーは逆に雪崩式サイドスープレックスで返される。再度放ったインセイン弾も剣山で迎撃され、最後はシェイナが必殺のキリフダクラッチ(リアネイキッドチョーク)でカイリを絞殺した。

 勝負が決するとカリスマはベルトを高々と掲げてシェイナを挑発。前NXT女子王者は鬼の形相で王者と視殺戦を展開した。シェイナとアスカは女子EC戦で激突する(他の4人はナタリア、リブ・モーガン、サラ・ローガン、ルビー・ライオット)。EC戦は金網で囲まれたリング内に選手を閉じ込めたガラス箱が設置され、時間差で戦う過酷マッチで、勝者が祭典「レッスルマニア36」(4月5日、フロリダ州タンパ)でベッキーに挑むが、最後の前哨戦で大波乱が生じてしまった。

「EC」まで、わずか6日。女子EC戦はシェイナが頭ひとつ抜け出した格好だが、負傷のハンディを背負った女帝は、本番で大逆転を狙っているのは間違いない。決戦へ向けて一気に緊張感が高まってきた。

「エリミネーション・チェンバー」は日本時間9日、WWEネットワークでライブ配信(日本語実況つき)される。