【WWE】アスカがシェイナに激怒!リングで同時多発乱闘ボッ発

2020年02月25日 15時00分

EC戦調印式でナタリア(手前)に突っ掛るアスカ。中央はシェイナ(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【カナダ・マニトバ州ウィニペグ24日(日本時間25日)発】WWEロウ大会で、次期PPV大会「エリミネーション・チェンバー(EC)」(3月8日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)で行われる女子EC戦に向け、複数の遺恨がエスカレート。大乱闘が展開された。

 第4試合終了後に調印式が行われ、WWE女子タッグ王者で女帝ことアスカ(38=華名)、ナタリア(37)、ルビー・ライオット(29)、サラ・ローガン(26)、リブ・モーガン(25)の5人が席に着いた。EC戦は金網が囲んだリング内に選手を閉じ込めたガラス箱を設置し、時間差で戦う過酷マッチ、勝者は祭典「レッスルマニア36」(4月6日、フロリダ州タンパ)でロウ女子王者の“ザ・マン”ことベッキー・リンチ(33)に挑戦する。

 しかし、なぜかベッキーと抗争中の前NXT女子王者シェイナ・ベイズラー(39)の姿がない。司会役がシェイナの不在を無視して調印式を進めようとすると、さすがにアスカが激怒した。「どうでもええけど、6人で戦うのに何で1人おらんのじゃ、コラ! ナメてんのか。シェイナはどこじゃ!」

 確かに正論だ。司会役が「シェイナは私用があるため来場できない」と告げるや、アスカはしぶしぶサインした。その瞬間だ。シェイナのテーマ曲が鳴り響くと、黒い革ジャン姿の前NXT女子王者が不敵な笑みを浮かべながら、観客席から登場。完全に他の5人に対する陽動作戦だったわけだ。

 シェイナはサインすると、すぐにテーブルを立って大ベテラン・ナタリアの目前に立つや、バチバチの視殺戦を展開する。完全に黙殺された格好のアスカは、ここで完全にブチ切れた。「何や、お前。ジャマなんじゃ!」とナタリアを背後から襲うと殴り合いを始めてしまった。

 この乱闘を号砲に、かつてネオパンク女子集団ライオット・スクワッドを組んで現在は敵対関係にあるリブが、リーダー格だったルビーに突っ込む。テーブルやイスは蹴散らされ、リング上は無法状態だ。

 シェイナは薄笑いを浮かべながら乱闘を見守っていたが、アスカをリング下に落とすと、ナタリアのマウントを奪って鉄拳の雨あられを振り落とす。気がつけばリング上は、圧巻の強さを見せた前NXT女子王者1人が仁王立ちしていた。

 波乱は終わらない。ここで“ザ・マン”のテーマ曲が鳴り響き、ブルース・リーのようなコスチュームを着たベッキーがリングイン。いきなりシェイナにタックルからパンチの連打を浴びせたのだ。

 だが総合格闘技出身のシェイナはすぐさまエスケープするや、逆に王者の体が浮くほどの強烈なスピアーで叩きつけ、倍返しの鉄拳制裁。ようやくレフェリーやスタッフが10人以上入って制止するも、両雄は鬼の形相で何度もつかみ合う。騒動の収束に3分以上もかかるほど、2人の興奮はピークに達していた。

 ただでさえ過酷を極めるEC戦。そこに複数の遺恨が渦巻き始めた。女子EC戦は女子の憎悪と意地が、リングのあちこちで正面衝突する壮絶戦となることは避けられなくなってきた。

「エリミネーション・チェンバー」は日本時間3月9日、WWEネットワークでライブ配信(日本語実況あり)される。