【WWE】移籍4年の中邑が激白 年齢も信念も不惑

2020年02月19日 16時35分

猪木氏が1面の本紙を熟読する中邑

 WWEの“黒いロックスター”中邑真輔(39)が、日本公演「WWE Live Japan」(7月2日=エディオンアリーナ大阪、同3、4日=横浜アリーナ)のプロモーションのため来日し、40歳を迎える心境を本紙に語った。新たな目標を定めると同時に、「猪木発言(※)」の先駆者として、新日本プロレス、オカダ・カズチカ(32)の言動について独自の見解を示した。

 ――先日はブラウン・ストローマンに敗れてインターコンチネンタル王座から陥落した

 中邑 ひきょうな手で分取られちゃって。「いつでも奪還はできるぜ」ってアピールはしてますけど。あんなブーツで顔を蹴られたら、痛い痛い。凶器ですよ、まったく。

 ――PPV大会「エリミネーション・チェンバー(EC)」(3月8日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)のEC戦メンバー6人に入っているとの情報も

 中邑 広告では入ってるんですけど、いつでも変更される可能性はあるのでうのみにはしてないですね。とりあえずストローマンとの抗争を意識しながら準備しないとってところ。ECはやったことがないので、出るとしたら楽しみだし。

 ――祭典「レッスルマニア36」(4月5日、フロリダ州タンパ)へのアピールにもなる

 中邑 最後のチャンスですから。何かしら残さねばとは思ってます。

 ――WWEに移籍して4年になる

 中邑 今はある種、WWEに中邑真輔がいるのが普通だよねって形にはなってきている。自分も余裕を持って毎週挑めるというか。背伸びしていたわけではないけど、ここにきてやっと状況把握の感覚が広がったなってのは感じますよ。モチベーションのキープとか。少ないチャンスだったとしても、最大限に職務というか自分のミッションを全うすることを集中してやることが大事とは思ってます。

 ――24日に40歳になる

 中邑 僕が1980年生まれっていうのはウソです。平成生まれですから(笑い)。まあ40を機に若返っていけたらいいと思いますね。ここまでくると年齢も数字でしかなくて、重要なのはコンディションじゃないですか。僕より年上が頑張ってる。人種の違いというものも把握して、コンディションづくりに生かしたいと思いますね。

 ――新日マットでは22日に中西学選手(53)が引退する

 中邑 デビュー前からすごくお世話になっていて。半分、ありがた迷惑ではあったんですけど(笑い)。「デビュー戦の練習をしてやる」って言われ、中西さんにしごかれすぎてギックリ腰状態になったり…。

 ――メッセージは

 中邑 僕はもっと早くIWGP王者になるべき人だったと思う。総合格闘技にも挑戦されましたけど、もっといい環境が整っていれば、日本で最強に近い戦績もつくれたはず。みんな天然とかバカとか言ってますけど、正直なんですよ。真面目で。そういうところが愛されたと思うし、みんなが中西さんに甘えてた部分もありますよ、たぶん。本当にお疲れさまでした、ありがとうございましたって言いたいです。

 ――一方でオカダ選手は「猪木発言」で物議を醸した。アントニオ猪木氏(76)と新日本の距離はいまだに変わらない

 中邑 それこそわだかまりも捨てて、受け入れる懐の広さはあると思いますよ。それぞれの個人的なところでは。今の新日本であれば、そういう懐の広さがあってもいいのかなっていうところからのオカダの発言なのかなとは思いますよ。内容も知らないので、詳しくは言えないですけど。

 ――現段階では具体的な発言ではない

 中邑 新日本にホール・オブ・フェイム(WWE殿堂)はないけど、設立者として猪木さんがいなかったら新日本自体がないわけだから、そのリスペクトを表しても…。ある種、猪木さんをのみ込むくらいの心の広さがあってもいいんじゃない?とは思いますね。

 ※ 2009年9月27日の神戸大会でIWGP王座決定戦に勝利した中邑が「猪木! 旧IWGPは俺が取り返す!」と発言。中邑が巻いたのは4代目ベルトで、旧IWGPとは猪木氏が保管する初代ベルトを指してのものだった。また今月2日の札幌大会でオカダは「僕が今、気になっている人のことを言わせてください。アントニオ猪木!」と叫んだ。