【WWE】殊勲勝利のカイリ ロウ女子王座挑戦者候補に浮上!

2020年02月18日 15時53分

女子EC戦に出場するメンバーが決まった(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【ワシントン州エバレット17日(日本時間18日)発】WWEのロウ大会が開催され、女子戦線は大波乱の連続となった。

 まず第6試合では女帝ことアスカ(38=華名)とWWE女子タッグ王座を保持する海賊姫ことカイリ・セイン(31=宝城カイリ)が、大ベテランの強豪ナタリア(37)とシングルで激突した。

 大姉御アスカとリングインしたカイリは、開始からスピーディーな動きで大ベテランを幻惑。低空ドロップキックやフライングエルボーで先制した。しかし試合巧者のナタリアも要所要所で厳しい関節技を見せ、絶対にペースを譲らない。

 そしてカイリがナタリアをコーナーへ押し込んで、行進ポーズからダイビングするも自爆。すぐさま回転エルボーを狙うが、逆にナタリアの裏拳を浴びてしまう。ナタリアは一気に必殺のシャープシューター(サソリ固め)へ。海賊姫は大ピンチを迎えた。

 ここで女帝がエプロンサイドから頭脳プレーを見せた。ナタリアを挑発してロープ際まで呼び込むと、サソリ地獄から解放されたカイリが背中から場外へ突き落とす。すぐさまアスカが強烈なバズソーキックをアゴに決め、ナタリアをKOしてしまった。 

 そのまま場外カウントが数えられるも、ナタリアは動けない。10カウントが数えられて、リングアウト勝ちながらもカイリが殊勲の勝利を挙げた。これまでアスカに2冠王の期待がかけられてきたが、この勝利によりカイリもロウ女子王座挑戦者候補に躍り出たのは事実。海賊姫が女帝より先に快挙を達成するかもしれない。

 また先週大会でアスカを退けた後に前NXT女子王者のシェイナ・ベイズラー(39)に襲撃されたロウ女子王者のベッキー・リンチ(33)が第4試合後に登場。まるでレインメーカーのようにドル紙幣をバラまく謎の行動に出た。

 王者はマイクを握ると「みんな聞いてくれ。これはルール違反の罰金の前払いだ。シェイナ・ベイズラーに告ぐ。あんたに会ったら、あたしは何をするか分からない。あたしはあんたの仲間のロンダ・ラウジーにも勝ってるんだ。ルールを超えた行動に出ても、必ずあんたを制裁する!」と宣戦布告したのだ。

 すると場内のタイタントロン(大型ビジョン)にシェイナが登場。不気味な薄笑いを浮かべると「来月、エリミネーション・チェンバー戦があるよね。あたしはそこに出陣する。全員に苦痛を与えて勝ち残り、レッスルマニアであんたの王座に挑戦する!」と次回PPV大会「エリミネーション・チェンバー(EC)」(3月8日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)戦勝利を宣言。早くも祭典「レッスルマニア36」(4月5日、フロリダ州タンパ)での挑戦をブチ上げたのだ。

 EC戦は金網で囲まれたリング内に選手を閉じ込めたガラス箱が設置され、時間差で戦う過酷マッチ。女子ではこの日までにシェイナ、ナタリア、アスカ、ルビー・ライオット、リブ・モーガン、サラ・ローガンの6選手の出場が決まっており、勝者が祭典でベッキーの王座に挑む。

 しかし、かつてはマクマホン一家に反旗を翻して無期限出場停止処分も受けているカリスマだけに、シェイナに罰金覚悟の制裁を宣告したのは不気味な限りだ。しかもEC戦に出場するナタリアにカイリが勝つ波乱も起きている。

 さらには女王様シャーロット・フレアー(33)が、先週大会でケンカを売ってきたNXT女子王者のリア・リプリー(23)に対して「過度な自信を持つ庶民は祭典で葬りますわ。Woo!」と対戦を受諾するハプニングもあった。

「EC」さらには祭典までWWEの女子戦線は大混乱を極めそうだ。

「エリミネーション・チェンバー」は日本時間3月9日、WWEネットワークでライブ配信(日本語実況つき)される。